Gradient X Terminatorというプラグイン
Gradient X Terminatorというプラグイン
 月刊天文ガイド12月号のT.G.Factory IIIに、簡単にバックグラウンドの光害カブリや周辺減光、色斑を一発補正するソフトとして、Gradient X Terminatorという、Adobe Photoshop, Photoshop Elementsで使えるプラグインがある、とあったので使ってみました。
 上がプラグインを使ったモノ、下が元画像で、できるだけ補正を行った後、です。あまりにキツイ光害の後のある左下は補正し切れてませんが、普通にマスクと調整レイヤーを使って補正したモノよりプラグインを使ったほうが綺麗になってます。
 下手にフラット補正すると周辺が妙に明るくなってしまったりするのでこのプラグインを使うほうが楽でいいかも。
 少なくともマスコミは鳩山・小沢攻撃にあいかわらずのようですが、そっち方面では私は政権交代の効果と事業仕分けやら国の科学技術政策の関係やらが落ち着くまで、出来れば次の本予算が出来るまで、内閣の首を挿げ替えずに鳩山首相は居座ったらいいと思っている。
 そっち方面では動物的でせっかちなネット世間(リアルもか?)ほど何でもかんでも押し込んだりと言うつもりはない。ゆっくり変わればいい。
 韓国は大統領制、だから大統領が変わるとガラッと変わる、と韓国人の知り合いは言います。が、ブルドーザーといわれたイ・ミョンバク大統領が就任して、前大統領が自殺するまで一年以上かかっている訳です。アメリカ人の知り合いは、オバマ大統領がしたいのは、健康保険・雇用・教育だと言っていましたが、この1年ちょっとで成しえた事は事実上健康保険だけです。ましてや、メジャーパーティが65年で始めて交代した日本では、その残滓を処理するだけで一仕事であることは明らか。逆に急速な変化があるならそれほどまでに強権的な政治は国際的にも危険視されるでしょう。

 んな訳で何気にせっかちになるのは、10・15モード燃費以上に走ってくれるデミオが来年には10万キロを越えることと車検が来るので、買い替えを考えているが、その対象が「清(きよら)」コンセプトの具現化したものであることだ。車検までまだ1年半あるし、2011年発売を予定と言うからまだ先なのだし、買い控え対策を考えるなら、発表はもっと後になるだろう。とはいえ・・・
 予算は今から組まないときっと間に合わないだろうし。

 かといって、米国人のように懲りずに借金してでも消費に走る積もりも、中国人のように嫌消費もありません。
 快適に星を見に行って、画像処理を快適に楽しむ。その環境を整えることには、多少お金はかかりますが、剣呑ではないから。あと読書の時間=通勤時間を確保することと、それようの本を確保すること。いや、最近は本を買いすぎるのでせっせと電車バス通勤せねばと言う事態なのですが。

 今年は最大限自由度をもってしても8月中旬までが勝負。論文3本書けるか。解析2つをこなせますか。ひとまず残り2週間で一本書き直し上げる事ですね。じっくり行きましょう。

メモ

2010年3月11日 趣味 コメント (2)
“検察の正義”に委ねていいのか? 元検事、元司法記者が語る、小沢捜査の裏側 (1/5)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1003/11/news007.html
 メモ

ついにペンタックスの中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」が開発凍結を乗り越え、約5年の歳月を経て発売へこぎ着ける
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100310_pentax_645d/
 セミ版の名を冠しているが、撮像素子:44×33mmサイズCCDということで、半分強の大きさしかない。そりゃあ、画像素子は大きい方がいいとは言えるでしょうが、過去の資産を使えるようにしたがためにレンズに制約が出たり(機能が使えない、というのではなく、そのフォーマットなら明るい単焦点が楽に作れるはずが作れなかったりという面で)、半端に小さいフォーマットのために過去のレンズ資産が使えるようで使えなかったり、ということになるんじゃないかと思うこと多少。
 私はMFニッコールレンズやニコン用シグマのレンズをMFにしてマウントアダプタを介してEOS kiss Xで星を撮ったりしてますが、広角側には制約が出るので新たにレンズを買い足したりしました。使い慣れていた50mmの明るさが実現できないので35mmをどうしようかと思案しなければいけなかったり。
 その焦点距離のレンズがそのまま使える、という便益を放棄するのは大変というのが、私の感想です。一般撮影のズームならいいんだけどね。

趣味の件

2010年2月9日 趣味
OS込みで10万円。ほう、AMDで自作したい……だと? (1/3)
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/09/news018.html
 うーん、私はもっとケースにお金をかけるべきだったか・・・
 デジタル現像とかすると、CPUパワーは要るから、そっちに傾注するように組んだけど。

どんなものを買いたいの? ニホンに来ている外国人観光客
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1002/09/news041.html
 海外からのお客さんに勧めるものを考える参考に。
 日本て何でもありだからねぇ・・・
 何を勧めるって難しい。
 歴史建築、庭園なら組めるコースあるかな。

キヤノン、1,800万画素CMOS搭載の「EOS Kiss X4」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100209_345193.html
 X3にはマニュアルがなかったのか!
 高画素化には興味はないが(私の用途で星を撮るには10MPixで充分)、高感度化にはノイズが少なければ興味はある。もちろん、天体写真用として改造することになるから、こなれた値段で中古に出るまで手は出さない。いや今のEOS kiss Digital Xの処理に困るから買わないかな?
 ああ、のんびりまったり冬の夜空を見たいけど・・・睡眠周期が・・・
眠らなくては・・・
今夜の一枚

ボディ:キヤノン EOS kiss X SEO-SP2改造 ISO 800設定
レンズ:ニコン Ai Nikkor 135mm F2.8->4
露出:1.5min2枚加算した画像2枚をコンポジット
現像・加工ソフト:YIMG・Photoshop Elements 7
架台:アイベルCD-1+自作簡易極望をスリック813EX三脚に乗せて

流星群狙いではなく、撮影+通常の観望スタイルで。
ちなみに実質1時間ほどのうちに見た流星は5個、火球なし。まあ、気合い入れて流観したわけではないので、結構流れたといえるでしょう。
『Windows 7』を選ぶ7つの理由
http://wiredvision.jp/news/200909/2009090122.html
http://wiredvision.jp/blog/gadgetlab/200909/20090901084502.html
「[明日は、同じ筆者による「『Windows 7』を選ばない6つの理由」を掲載]」
 私の使っているソフトでマルチコア・スレッド対応なのはPhotoshop Elementsくらいのはずですから、マルチコアをしっかり使ってくれる7が必ずしも必要はなくて、クロックの高いCPUがあればいい、ってところなんですが・・・ああそうか、Office 2010のWebアプリ版を使う場合に価値があるか・・・あと、AMD派の私には、最高に速いのは自動的にクアッドコアなのでこれを入れるならどうせなら7を入れちゃえ、ってところです。
 YIMGで6-7secかかるRAW画像のダーク引きなどなどがどれくらい早くなるか。

IPSパネルの威力を見よ
http://www.watch.impress.co.jp/eizodirect/sx2462w/
 Win 7になったら、こういうワイドモニターも写真用に欲しいかな。
 デジカメもD700かその後継機にアップグレードしたい。
 けど先立つものはどんどん細ることになっているので・・・来年後半にはさすがに車の足回りにガタがきそうだし・・・
ホンダ『新インサイト』搭乗レポート:低価格かつ世界初の「楽しめるハイブリッド」
http://wiredvision.jp/news/200901/2009011322.html
このシステムでは、ダッシュボードの表示と速度計のバックライトを活用して、ビデオゲームのように運転方法をコーチングしてくれ、燃費を可能な限り向上させる運転方法である「ハイパーマイル」(日本語版記事)を実践できる。また、スロットル感度を制御し、エアコンディショナーのエネルギー消費を抑え、その他いくつかの工夫を凝らして燃費を向上させる「ECONモード」も備える。

 この部分だけでこの車欲しい、と思ってしまう、価格2万ドル以下。
 勿論、ドライバーズカーであるとのこと。
 どの程度シビックハイブリットと共通のシステムを使っているのかが気がかりだし、4月の発売から少なくとも半年、できれば一年はバグ出し&熟成のあと・・・いや、今の車を乗り換えるとなったら、モデル末期か・・・に買い換えたいモノだ。

アニメ「ヘタリア」に怒っている韓国ネチズンがいる?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/13/news088.html
 日本で放映される=近々韓国でも、という、図式があるからかな。
 韓国のアニメチャンネル放映分の、体感2/3以上は名作日本アニメの吹き替えです。・・・交換できるモノは、画像上でも日本語をハングルに替え、OP, EDも韓国語吹き替えが基本(タダたまに日本語のままの物もある)。

超薄型&軽量で高解像度液晶を搭載したソニーのミニノート「VAIO type P」を徹底フォトレビュー
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090113_vaio_type_p/
 これは、欲しい。研究費で手に入れよう・・・でもWin 7マシンになったらもっと良いんだろうなぁ・・・となると、EeePC 900の存在が浮くな・・・

領空侵犯ですか

2008年12月14日 趣味
 ロシアは北朝鮮に重油などのエネルギー援助をする、インド空軍機パキスタンを領空侵犯、円高と金融危機や日本の経済減速に関して木曜から2日に渡って会議がある、その関連で経済や雇用などの具合に関して報告、あさだまおがスケートグランプリファイナルで優勝、NHKの放送に関する3年間の海外放送に関する視点の公表、などNHK
 北部で大規模な寒波による嵐でエネルギー供給が止まった地域があり国軍が出動、オバマとサルコジ対談は地球温暖化問題で2020に向けて温室効果ガス削減など(サルコジのYes, you canと言う物言いが何とも彼らしい)、アテネでさらに暴動が続く、違法薬物(irregal drug)の若者への流通は減少、相当量のコカインが押収、などnpr

 以前手に入れたSigmarion IIIをAmazonのマーケットプレイスに出したら、売れた。うーむ、こういう小型のデバイスって、やっぱ人気があるんだね・・・私にはタスキにも短かったけど・・・なかなかおもしろい代物だった。きっと、ポメラもそんな感じじゃないかな、と思いつつ、私にはやはりネットブックが合っていると思う。こういう選択肢が広がったことに喜びたい。・・・本当は縦600dotはちょい足りないけど。

 軽い風邪から回復しません・・・ううう。

 iPod欲しいから、星が見たい、写真が撮りたい、カメラが欲しい・・・と厄介な連鎖。Nikon D700はキャッシュバックキャンペーン中ですか・・・む〜ん。しかし、カメラはシステムで使うもの。既存の機材に最低大型三脚が必要になる。星用のレンズも必要だけど、豊富に持つ銀塩用をとりあえずは流用するとして。
空母
 日本にも空母待望論があるようだが、ちょっと待て、である。「ひゅうが」(乗員371名)に定員と機体がないからSH60Kヘリコプター10機載せられない国である。機体は作れば良いが、それだけの人員をどうやって確保するのか。これは定員だけではなく、その人員の教育から給与からなにから込み込みにする必要があるから、コストの増大はとんでもないことになるだろう。
 正規空母は退役したキティ・ホークで乗員2930+航空要員2480+司令部70=5480人、ほとんど基地一つである(故にプレゼンスがあるのだが)。軽空母で601(チャクリナル・エベト:タイ)〜1051(インビンシブル:英:揚陸要員除く)名の乗員が必要になる様だ。これならあるいは?いやいや。
 次の問題は搭載機、今まではSTOVLといえばハリアーだったが、これからはF-35Bへの更新になる。ステルス機が入るならいいか、というと、これまたバカ高い。一機37-8億円($1=\110)と言う目算はなずれて、F-22なみ(量産4期目でも150億以上)になるという噂も。
 あと、空母も一隻で済ませるのは防衛上は望ましくない。複数持つとそのままハードのコストは倍になる。乗員の予備もいる。忘れていけないのは、空母は単艦で行動するものではない。ひゅうがでも経空脅威に対しては汎用駆逐艦やイージス艦が必要になる。これまでの海自の運用から、まったく異質の軽空母を持ち、これまでどおりの哨戒を行うとなると、こうした付随艦も増強する必要があるだろう。
 空母2〜3隻持つ時点でこれまでの海自の定員を相当増やす必要があるのは明らか。あ、港湾施設も必要ですね。運用方法を学ぶ必要もある。

核武装
 ええカッコしい、で持つには数個で済む。精神論者はそれで満足だろう。
 だが少数の核を軍事的に十分に機能させるには、実は潜水艦発射型にする必要があるんじゃないだろうか?本質的に柔軟で、いかなる事態にも確実に保存されて、確実に打撃を与えられるとなると(これに関してはBMDがあるので、飽和攻撃が必要だが・・・)、SSBN+SLBMの組み合わせが最強である。
 そのために必要な投資と人材は軽空母の比ではなくなる。SSの運用とはまったく異なるから、そのためのコストも必要。


 ハードウエアで満足するなら、そんなことは明日にでもできる。
 そんな必要をなくすのが政治外交である。その裏付けとして軍事力は必要であるが、右手と左手の連携プレーが出来ない現状では、そこから組み立てるのが、軍事の常識であろう。
 汎用DDとひゅうが級援護の下、おおすみ級で陸自の兵員と戦車などを運び、F2戦闘攻撃機の支援のもとで上陸、敵を撃破する。もちろんそのためにたらない装備(巡航ミサイル、対地スタンドオフミサイルなど)はあるが、現有のもので出来る限りの組合わせを実現すべきであろう
 漫画というには・・・手抜き?
 とはいえ飲んだくれ、のこおばしい世界、楽しめました。
 しかし、勝谷氏、今は辛口コメンテーターとか言ってるけど、ああでもしないと売り出せないという事なんだろうなぁ。
キリコとスコープドッグを出せばボトムズだってのはやめろ!と言いたくなる代物、まるで締りがなく、見れたもんじゃあなかった。

 と言うわけで、原作の1を見る。これだよ〜、このドライでハードなところがいいんだよ〜。

証明写真

2008年8月10日 趣味
 昔はすぐできます、はポラロイドだったけど、今はデジカメプリントで即できる・・・時は流れた、と思った。しかも、ライティングをそれ程凝っているわけでないのに、まあまあの仕上がり。これで1050円は・・・うーん、2-3000円かけてもちゃんとした写真屋さんで撮ってもらったほうがその価値はあると思った。

 昔(20年ほど前)、サークルの悪友が、パスポート用の写真や運転免許用の写真を頼まれ、「硬めに仕上げて欲しい」と言う要望に「どうもうまく焼けないから」と相談に来たことがあった。暗室に行ってみると、4号にしては硬い、という以前にTP2415+D19じゃないか、これ。これだとγ=2.46、ずば抜けて硬調になるから、素人目にもわかる。
「Tri-Xで万全、これを4号で焼くと味のある写真になる」というくらいで、さらに硬調というと、普通の写真ではD76原液ではなくMicrodol-X原液で現像すいればいいのであるが。
 
 このネガでは救いようがない。期限切れの2号+ヘタったコレクトールで誤魔化し、被写体さんには謝った。

 デジカメのRaw現像ではγやトーンカーブを工夫できる。なるほど、嵌るとJpegに戻って考えろ、と言うのは判る気がする。
 GコードでBS番組予約が出来ないウチのHDD録画機能付きテレビ。どうしたら、とマニュアルを開いたら、BSは番組表が出せて、そこから予約できる事を知る。これは便利。しかも画質がいい感じだ。
 この機能で、ドキュメンタリを見る幅が出来たと思う。
 ちなみに予約したのは「核の時代」

7月20日の日記

2008年7月20日 趣味
今更ですが、群馬県・沼田にさくらんぼ狩に行ったときの事を
http://www.rypa.bb4u.ne.jp/~fuchise/numata-summar/numata-summar.html
に、上げました。
 只今イスタンブール編を作成中。
 うーん、まあ、夫婦って結局まったく異なる個性が相等の時間同居するわけで・・・言われてみれば、外国人でも日本人でも一緒になるなら意外と問題は無いのかもしれない。言葉が違うと困るけどね。研究者相手というのも結構異星人的かもしれないとは思っているが。

「管理しなければならないからモノは持たない」というコラムの一文の旨に、なるほどと腑に落ちる。Mottainai等というより、この方が現代的にはしっくりくるのではないか。ただ、持たない代わりに大量消費&廃棄と言うのはやっぱり問題だけど、現実問題、現代はゼロサムというよりLess moreで考えた方がいいと思う。もちろん、Lessの方に比重を置くべきであることは言うまでもないが。
 挿入話になっているOVA。ハードだけどアクションがちょっと過剰かな・・・と思ったりする。でも、ストーリーは太く、十分に楽しめた。
 一番身近な植物誌である。野菜・果物をおいしく食べるのにはいいかも。この本にあることの2/3は知っていることだったけど、面白く読めた。

 私は生態学から農学の世界にはいったけど、入って当初、意外なまでに農学を学んできたはずの同期に農業に対する無知というか意外と知らないもんなんだな、ということに驚いた。科学の蛸壷化を見る思いがしたけれど、これは立脚点の違いだろう。専門知識、はよかったのだけどねぇ。
 中高生向けの本を・・・と思いつつ、結構面白く読めた。社会経済の副読本として、勤勉な学生、にはお薦めかな。
 親の教育・養育放棄と子供の野性(動物)化、社会コミュニティの崩壊、という基盤部分の危機と、行政からの官僚組織化要求の挟み撃ちで教育というのは破壊されている、と私は認識しているのだけど、それでもなお活路と中核としての教育・学校のニッチを考えようというのはなんとも虚しく響くように感じた。
 とはいえ、人間としての基本のひとつ上のステップに立つものとしての教育のニッチの認識は、肯定的にとらえても否定的にとらえてもあるもので、丸投げするのも上からの締め付けをするのもまちがってるよなぁ、というのには共感する。
 なかなか示唆に富む骨のある本だった。が、悪くいうといろいろな政治家の「いいとこだけ取り」な感じ・批判もないわけではない。世間に論じられる政治家像と戻るパワー指向の言動の間にはずいぶんと落差があるからだ。
 とはいえ、意外とまともに、地道に摘み取って行けば、意外と日本も捨てたもんじゃないかもしれないと思えてくる。それは浮かれたような伝統的日本指向ではなく、中級国家としての日本のあり方を模索する保守性を持つ革新派とでもいうべきもののパラダイムシフトによって起きるとする発想はなかなか興味深い。
 しかし、希望中流下層社会から、要求居直り下層群集という動物化の時代にあっては、なんとも虚しい響に思える。自分の基盤・ニッチ(生態学的位置)と言うものを見直し、然るべき(あるべき、ではない)民度と社会と言うものが模索ができないなかではなんとも虚しく響かないでもない。
 敗戦国として大国を指向することは不可能であること、多極化の中にあってはミドルパワー連携が有効であること、国際社会での正の評価のスパイラルに乗ること、などそのために必要な事項は多く、司法行政・マスコミの対応など結構履き違えの多さにも問題を感じる。
 ただ、こういう地道な認識論と言うのは重要であり、考える所の多さと情報のさばき方には感じ入るばかりである。

1 2 3 4 5

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索