もうちょっと会計的にとか、経営的に「環境」とどう噛んで行くかと言うことを理論的・実践的に論じてくれればと思ったのだけど・・・
 環境と言う科学に対して社会・会社はどのように捉えているのかと言うと、この本から判ることはひたすら重荷であり考慮しないで済ませられればそれでいいと言うことなんだな、とだけは判った。それは会社における環境部門がどのような位置にあるかを内部から告発しなければ実態はわからないものだろうけれど、一概には低い位置なんだろうな、と。
 そしてここまで定性的概略的でなければ浸透しないほど、世の中は科学は対岸の火事であり続けるのだと。

 日本社会・自民党政府を動かすには利益の話をしないと駄目、とアメリカの少なくとも軍部は悟っている。残念だがそのとおりだね、と痛感した一冊だった。

コメント

saeko
saeko
2010年4月19日18:54

お邪魔します^^ノ毎日拝見させて頂いておりますが、なかなかコメ残せずにいます。書評(の書き方)は、とても勉強になります!

淵瀬春秋
2010年4月19日19:01

saekoさん、コメントありがとうございます。
 書評の書き方には自信ないです。私の場合は単純に読書メモと感想・評価と言ったことだけで、紹介する、と言う考えがないので・・・。そんなでよろしければどうぞ、ご覧ください。

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