分類思考の世界 (講談社現代新書)
2009年12月31日 読書 コメント (4)
前作「系統樹思考の世界」からすると、混沌としてストレートなオチは無い。が、それだけ分類と言うものが混沌とした状況にあると言うことなのだろう。分類するのは人の常、だが、その曖昧さというのには、分類学が病理学同様「名前をつける」ことと「名を上げる」ことに至る様にしか見えないのと、そのアプリケーションとしての保全生態学の横柄さと併せて「だから何だ?」と言いたくなるものである。
一般の分類学からすれば、かなりマージナルな視点から本論を喝破した話は、なんとも愉快であった。
一般の分類学からすれば、かなりマージナルな視点から本論を喝破した話は、なんとも愉快であった。
コメント
一年が閉じようとしています。
驚異的なる読書量ご教示には爺目に刺激をいただいております。
お助けお教えいただいたことばかりでした。
良い年をお迎えください。
有難うございました。
2010年が、淵瀬さんにとって良い年となることを、
心からお祈り申し上げます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。