朝は遅め。軽く食べ、新聞を見る。のち、デジカメのイメージセンサーのクリーニング。ペンタックスのでぺたぺたと。昼前に八重洲ブックセンターに出かける。読書はぼちぼち。
 栗田BOOK-SITE http://www.bookkurita.co.jp/ で来月の新刊がわかるようになってから、狙って買えるようになったのは買い込むのを少なくするにはいいが、本との出会いという意味ではマイナスかな・・・と思う。といってもチェックするのは新書部分だけだし、これで情報の全てとも言いかねる部分もあるので、やはり本屋に出かける意味はあると思う。実際、一冊発行されていないらしい本があった。新書は5F、素人農業本が鬱陶しい。プランターで十分では?理工書の3Fはその後にチェックした。食糧モノで気になった話を買う。一般書も読まんとなぁ。結局7冊。
 昼食を八重洲地下街でとった後、丸の内オアゾの丸善にも行く。こちらはごちゃっとした配置に親近感と探しにくさが・・・狙っていた漫画と+1冊を買う。
 京都の天下一品本店から銀閣寺店に行く道すがらに、「ガケ書房」と言うパッと見何の店かわからない(書房と言うのだから実際本屋なのだが)、本屋があった。新品、古本併せて売っているのだけど、かなりツボな人にはツボなかなりヴィヴィッドな店だった。一緒に行ったQと相当に深入りしそうだったが、Q曰く震災前の神戸にも個人書店で相当乙な店が多くあったと言うし、京都にはこの手の書店が人知れず存在するようである。ガケ書房を出て真っ先に上がったのは、立花隆氏)ではなく、三中信宏さんが本屋を開いたら、という話だった。
 Amazonの「おすすめ」に自由はないが、300番くらいまで見るとたまに見ものがある時もある。神保町を歩くと大変そうなのでやってない。流通系は生き残れるだろうけど、そうではないきちんと生きている書店を支える読者と言う立場に至るには、どうするかな、と考えたりする。

 何をしたわけでもないし、なんとなく宙を歩いているような妙な感覚を覚えながら、電車で帰宅。読書は結構充実。
 駅前スーパーでミンチ肉を買って、帰って一服したらスパゲティのミートソースをたっぷり作り、早めの夕食。ある程度工夫はするのだが、母が作るようにはいかんなぁ、と。

 佐渡のユースホステルに泊まったとき、ニュージーランド人のBさん(アフリカ系)と恋人Lさん(日本人女性)と私とで話していたとき、私は一人暮らしでも海外に行ってもホームシックにはならないがラーメンは恋しくなる、と言ったら、Bさんはミートパイだなぁ、と言っていた。Lさんは作ってくれるのだけど、やはり家の味にはならないとかで、LさんがNZに行って実際習ったのだけど難しい、というのが思い出される(注:会話は英語と日本語のちゃんぽんです)。うーん、まだまだ煮込みが足らんのか、何かこくの品が要るのか。ああ、ブラウンソース忘れたわ。それでも缶詰やレトルトより好きな味になるので、まあ悪くはないが。

 年末に向けて、身の回りの整理もしないとだが、体調が許すなら星見にも行きたい・・・
 読書の感想もあるのだけど、実に充実した本だったので、もう少し心が落ち着いてから。

コメント

nophoto
leeswijzer
2009年12月19日23:01

〈ガケ書房〉に言ったとは濃いですねー. 同じ京都市内にある〈アスタルテ書房〉も別の意味で濃いです. はい,ワタクシの研究室の書棚はすでに「古書店」と化しつつありますので,いつでも“ご来店”歓迎いたします. 稀覯書もちらほらあったりするのですが,目利きが見ないときっとわからないにちがいない.

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