memo

2009年12月3日日常

「温暖化は捏造」論争が過熱：メール流出で
http://wiredvision.jp/news/200911/2009113022.html
「地球温暖化に関する懐疑派たちは、公開された電子メールの一部に飛びつき、地球温暖化の理論に合うように研究者が共謀してデータをゆがめた証拠だとしている。これに対して研究者側は、問題の電子メールは文脈を無視して解釈されており、科学者が包み隠しなく議論していたものに過ぎないとしている。」
　たかが1000通のメール・3000件の文書で何がわかるか、というのと、コードを解析したのか？とそっとの方に代表性があるということに対して懐疑の眼を向けない懐疑主義者って・・・
　次数が上がるごとに物事の本質を離れる東京裁判の書籍とおなじだよ。
「米航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙研究所の研究者Gavin Schmidt氏によると、問題の電子メール群は気候研究者への痛烈な批判の材料になるものではなく、懐疑派ブロガーらは文脈を無視し、内容を歪曲した形で読んでいるという。」

“操られ”っぱなしの記者とニッポン人悲劇の関係 (1/2)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/02/news004.html

　衆議院TVでウチの職場の収蔵品(土壌モノリス)が登場して、土壌保全調査事業の重要性について話し「土壌基本法」を制定する必要があると要求していたそうである。まあこういうパフォーマンスは中川昭一氏がチーム水・日本を言い出したりといったパフォーマンスと同じなんだと思う。ハコモノではなくレジームを作ろうという態度は評価できるが、特に玉置公良氏にモノリスを集めた経緯とその研究的位置づけは判っていないだろう。
　私はこの土壌モノリスを取っている部署にいたが、何のアウトプットも出さず(私は別件で論文を書いていたが、これが職場ででる数少ない査読論文の半分を占めいていた)、情報を溜め込むだけの腐れ怠慢官僚組織でしかなかった。今は最若年のTさんが入って、システムとして閲覧利用可能なものを作っている。正常な行為だが、彼の努力にはわるいが、それ千葉県のシステムの二番煎じだ。それに今まで公開しなかった合理的理由がない。評議会で情報開示を迫られても無謬で過ごすツワモノどもだ。
　ある程度調子には乗るだろうが、その意味の本質を何も理解できないだろうな、Tさん以外は。