こういう本が出るのが、いかにもホンダらしい。開発ストーリーとしては、如何にもホンダだなぁ、と思わせるものであった。

 インサイトは2度試乗したけど、メーターのギミックが凄いのに当てられてしまうが、そうでなければアイドリングストップつきの普通の車である。「普通の走るのが楽しい車ですね」とそのまま終わってコメントしたのだけど、まさにこういうところをホンダは狙ったのね、と。まんまとはめられたが、それを悪いとは思わない。ボンネットの中も快く見せてくれた。真に好印象な車だった。これで来年の(今年度の)環境報告書がどうなっているか、興味深いところだ。

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