8月18日の日記

　熱帯低気圧接近による天災の可能性、カリフォルニアで公共交通機関のストライキは大幅な賃金カット予定が原因現在は稼動しているがひとたび入り込めば利用者・国内への影響は大、パキスタンで自爆テロ6人死亡経済関係などに微妙な影響、日経大きな下落、アフガン選挙前のタリバンのごたごたトルコから帰国の反対派タリバン刑事犯の扱いのことカルザイのカムバックを望む声も、日本経済は第二4半期に入ってそこを内回復過程にあること電気製品が牽引、などnpr

総選挙公示―「０９年体制」の幕開けを
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
「自民、民主両党の政権公約の違いは分かっても、それぞれがよって立つ支持基盤や憲法、安全保障といった基本的な理念で、保守対リベラルというようなくっきりした対立軸が見えているわけではない。」
　選挙自身の大局的価値を述べたのは朝日のみ。
　対立軸がなければならない、と言うのも古い考え方になるだろう。差別化以前に、政権政党には過去の審判、対立政党には将来の形提示という構図になると思うのだけど。

社説：衆院選　きょう公示　日本の未来を語れ
http://www.mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090818k0000m070096000c.html
「だが、「対米追従」の実態とは何だろう。米国が有無を言わせず日本を従わせているのではなく、むしろ日本が自己規制や自縄自縛によって「思考停止」の状態に陥っているだけではないのかという指摘もある。だとすれば、米国自身が同盟国の助言を求めている昨今、「対米追従」に最も迷惑するのはオバマ政権、という逆説も成り立とう。」
　外向きのことに弱いのが民主･自民、離米の機会であることをゲリラ的に表明する民主、追随以外に選択肢のないような自民。

社説　09衆院選　政策を問う　政権を選ぶ歴史的な選挙の幕が開く(8/18)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20090817AS1K1700117082009.html
「平行線の議論が多かったが、首相と鳩山氏が選挙結果にかかわらず、年金などの社会保障改革は超党派で検討すべきだとの認識で一致したことは評価したい。少子高齢化が進むなかで、年金、医療などの抜本改革をどのように進めていくのか。政権公約では十分に説明されていない社会保障改革についても、議論を深めてもらいたい。」
　内向きには、こういう政策が出てくるのが本来の形だろう。ただ、物事がどんどん内向きになっていることは、対外経済活動の盛んなアジアの一国として挙動としては極めて問題である。

６党党首討論　有権者の疑問に率直に答えよ（8月18日付・読売社説）
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090817-OYT1T01015.htm
「麻生首相は、市場原理主義とは決別すると表明し、小泉構造改革が、さまざまな「格差」をもたらしたことを認めた。小泉路線をどう修正するのか、より分かりやすく説明することが肝要だ。」
　これまで動物路線をとってきた理由を述べ無くては意味がない。

　外交におけるプレゼンスの考え方を、実現可能性と実績だけで捕らえる向きからは脱却したほうがいい。言って何ぼ、流れを作ることで何ぼである。