7/10 金・快晴：国際集会終了、そしてキャンチャーノ・テルメからフィレンツェへ

　くだんより１時間遅く起床、風呂に入り、日記を書く。今日の午前で学会が終わる。朝一セッションは微妙だが、10時からは聴きたいセッションがあるので何とか気合を入れたいが・・・しかし足に疲れが残っているなぁ。そう思いながら、まずは朝食までロビーに出てメールチェック、いろいろ来てます。朝食は多すぎないように。そして・・・眠い、ちょっと寝る。時間におき、10時からのセッションに出る。人、少ない！と思ったら、別室のほうは結構居る。元気だねぇ。ティーブレイクを楽しく過ごして、後半戦、なかなか面白かった。時間が延びてもう一つ別室でやってた聞きたいものは後半しか聞けなかった。そしてクロージングセッションは、簡単に。でも参加率高いなぁ、欧州人はパワーが違う・・・。
　チェックアウト。タクシーを呼ぶと30分後に来るという。昼食はついているのだが、なんとなく食べる気にならずに・・・。日陰で妻とまったり過ごす。駅までは15分ほど。下り坂＆村を過ぎると90-100km/h近い速度でベンツのステーションワゴンは飛ばす。電車は20分ほど後れて着いた。適当に乗って、一等車を目指し、端から端へ・・・えらい疲れた。冷房の効いている車両、効いていない車両、いろいろ。一等車は効いてないほうで、厳しかったが、あとは1時間20分ほど、と気づいたら居眠り。ふと起きたらもう目的駅！ほとんど時間ぴったりだった。びっくり。そしてタクシーでフィレンツェ・サンタ・マリア・ノベッラ駅まで出ようと思ったが、タクシーが来ない。で、電光掲示板を見たらなーんだ、結構早くに電車があるじゃない。自販機で切符を買って、電光掲示板にしたがって8番ホームに。が、時間になっても来ないのは当たり前として、なにやらイタリア語で言ってる。人がぞろぞろ次の電車の5番線に移動している。確かにチンクエ(5)とは言っているけど・・・と5番線に来たら、ほぼ時間通りに来た。やるな、イタリアの電車・・・5分ほどの乗車で着いたら、ホテルに投宿。13時半に出発して、16時半か。時間以上に長く感じる。先に泊まったホテルは16世紀の家を改築したところだったけど、ここはもっと近代的な感じに仕上げてある。きちんと冷房が効くのがありがたい、というのも1998年に国際生態学会でフィレンツェに来た時は3つ星でも冷房が無かったし、8月の一番暑い時だった。7月はもうすこし気温が低く、過ごしやすいと思う。スリ・引ったくり・ぼったくりの類やら、粘着する乞食も前より少ない。移動に疲れたので少し休みを入れる。このホテルはネットが使えるというので予約したが、その場に行かないと駄目。残念。スーパーでお土産を買い、夕飯に出て、生ハムメロン、トリュフの生麺パスタ、ポルッチーニ茸の生麺パスタ、フルーツタルト、ティラミスを頂く。４Amiciは日本語メニューがあるのに結構お得なお店だった。帰ったらもう起きていられないので、眠りに落ち、夜中に日記を書く。一週間イタリアンを食べ続けたが、食べ飽きる事もオリーブオイルに当たる事もなかった。前来た時は中華にもお世話になったが・・・いつもイタリアンをおいしくいただけた。ありがたいことである。
　明日は帰国。飛行機が遅れなければ、乗り継ぎも問題ないスケジュール。日記を書いている今から26時間後には日本か・・・。