天使と悪魔 (上) (角川文庫)
2009年5月8日 読書
何気に買って読んでみた。まあまあの展開の速さでそれなりに面白いのだが、何とも軽々したストーリーで目を見張らせるべきシーンが全然心に響いてこない。タイムリミットのあるサスペンスと言う感覚を楽しませるには先を急がせるようで、端的ではない冗長な感の文体のせいか、もう少し緊張感があってもいいのにと思う。セットはいいのに、それほどスキャンダラスでもない感じ。
映画にしてどれくらいの長さになるかにもよるけど、映画にして楽しむための向きを向いた小説と言ったところだろう。
映画にしてどれくらいの長さになるかにもよるけど、映画にして楽しむための向きを向いた小説と言ったところだろう。
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