農協の大罪 (宝島社新書)
2009年4月8日 読書
しっかりした語り口で書かれた、JAの害悪論。私自身が感知する中でもJAのやり方、体制には疑問符がつくところが多い。ここでは専業農家を出汁にしてやる気の無い大多数の兼業農家の利益と非農業従事者組合員を代弁し、組合員への利益還元を否定する姿勢を鋭く批判する。そしてデカップリングの合理性(実際、国際政治的に合理的なのであるが)を論じるのは痛快。でもこれやると農協が儲からない!から反対なんだそうな。
勿論、先進的農協は存在するが、それは簡保の宿の優良資産並みに少ない。優良篤農家の金融会計窓口として口を出さない仕掛けをしているところは数えるほどだ。
持論に棹差す話ゆえ、割り引いて考えたいが、なかなか読ませる話だった。
と言うわけで、政権交代でも農水大臣はまともな事を言う石破茂続投という劇物を使うべき・・・暗殺されなければね。
勿論、先進的農協は存在するが、それは簡保の宿の優良資産並みに少ない。優良篤農家の金融会計窓口として口を出さない仕掛けをしているところは数えるほどだ。
持論に棹差す話ゆえ、割り引いて考えたいが、なかなか読ませる話だった。
と言うわけで、政権交代でも農水大臣はまともな事を言う石破茂続投という劇物を使うべき・・・暗殺されなければね。
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