何故nprが入らない?
2009年4月2日 日常 困りました・・・まあ、BBCは聞けるのだけど。
北朝鮮の弾道ミサイルは迎撃可能なのか?
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200903312255
「現在、イージス艦に搭載されている弾道ミサイル迎撃システム(Aegis BMD)は、ミサイルの発射を確認、捕捉、追跡をした上でミサイルが高度100キロ前後の中間飛行局面(ミッドコース)に達した段階で迎撃を行う方式が採用されている。」
最高到達高度に関しては情報が公開されていない。ただ、ヒドラジンを多量に積んだスパイ衛星の迎撃は高度240kmで行われたから、それ以上の高度に到達できるのだろう、と思われる。その際にどの程度の半径をカバーできるのかは不明。高度100kmの場合も同様である。
「破壊措置命令では、ミサイル本体やミサイルの破片が日本へ落下すると判断された場合にのみ、適用されるものとなっており、イージスシステムで迎撃可能な中間飛行局面で北朝鮮のミサイル迎撃を行うためには、北朝鮮のミサイルがファーストステージの燃焼が終了する打上げ40秒前後で、ミサイル打上げが成功したのか、失敗したのかを判断し、迎撃の可否の決定を行わなければならない。」
発射はアメリカの早期警戒衛星からリアルタイムでわかるが、それは「発射した」と言う事実のみである。弾道ミサイルを感知するためのFPS-5のレーダー水平線上に上がったときか、イージス艦のSPY-1が感知した段で、対処をする・しない・出来ないから放棄する、といった意思決定と行動を起こすことになる。
「つまり、日本は自分のことは自分で対処しろ、ということなのだ。」
まあ、対処は日本がするものであるといえるでしょう。
私自身は、米-空自-海自-陸自という異なる組織がBMDと言うシステムを運用できるのかどうか、という軍事の実効性のための試験としての価値を認める。それ以前の問題として、日本の国民国家が危機・有事においてどのような姿勢で臨むのか、ということをきちんと考える必要があるのは言うまでもない。
殴ったら殴り返しは相当に痛いし(専守防衛)、殴られても丈夫いぜ(民間防衛)、という状態においておくのはなんら問題が無いだろうし、国際平和に資する態度だ。持った玩具で遊ばないのは愚行、というのと、玩具での遊び方を熟知しても他人に誘われるまで遊ばない、というのの違いを考えたほうがいい。理性の利かない相手(海賊とか)の扱いは、狂犬に指導を加えるのと同じ扱いになるだろう。
いずれにせよ、平時に危機と有事を考え行動することである。
ちなみに弾道ミサイルと言うのはどこに落ちるか判らない、と言うのが正しい。湾岸戦争では山とスカッドミサイルが発射されたが、軍事的に本質的な意味のあるものには当たっていない。PAC-3は本当に役立つのだろうか?
北朝鮮の弾道ミサイルは迎撃可能なのか?
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200903312255
「現在、イージス艦に搭載されている弾道ミサイル迎撃システム(Aegis BMD)は、ミサイルの発射を確認、捕捉、追跡をした上でミサイルが高度100キロ前後の中間飛行局面(ミッドコース)に達した段階で迎撃を行う方式が採用されている。」
最高到達高度に関しては情報が公開されていない。ただ、ヒドラジンを多量に積んだスパイ衛星の迎撃は高度240kmで行われたから、それ以上の高度に到達できるのだろう、と思われる。その際にどの程度の半径をカバーできるのかは不明。高度100kmの場合も同様である。
「破壊措置命令では、ミサイル本体やミサイルの破片が日本へ落下すると判断された場合にのみ、適用されるものとなっており、イージスシステムで迎撃可能な中間飛行局面で北朝鮮のミサイル迎撃を行うためには、北朝鮮のミサイルがファーストステージの燃焼が終了する打上げ40秒前後で、ミサイル打上げが成功したのか、失敗したのかを判断し、迎撃の可否の決定を行わなければならない。」
発射はアメリカの早期警戒衛星からリアルタイムでわかるが、それは「発射した」と言う事実のみである。弾道ミサイルを感知するためのFPS-5のレーダー水平線上に上がったときか、イージス艦のSPY-1が感知した段で、対処をする・しない・出来ないから放棄する、といった意思決定と行動を起こすことになる。
「つまり、日本は自分のことは自分で対処しろ、ということなのだ。」
まあ、対処は日本がするものであるといえるでしょう。
私自身は、米-空自-海自-陸自という異なる組織がBMDと言うシステムを運用できるのかどうか、という軍事の実効性のための試験としての価値を認める。それ以前の問題として、日本の国民国家が危機・有事においてどのような姿勢で臨むのか、ということをきちんと考える必要があるのは言うまでもない。
殴ったら殴り返しは相当に痛いし(専守防衛)、殴られても丈夫いぜ(民間防衛)、という状態においておくのはなんら問題が無いだろうし、国際平和に資する態度だ。持った玩具で遊ばないのは愚行、というのと、玩具での遊び方を熟知しても他人に誘われるまで遊ばない、というのの違いを考えたほうがいい。理性の利かない相手(海賊とか)の扱いは、狂犬に指導を加えるのと同じ扱いになるだろう。
いずれにせよ、平時に危機と有事を考え行動することである。
ちなみに弾道ミサイルと言うのはどこに落ちるか判らない、と言うのが正しい。湾岸戦争では山とスカッドミサイルが発射されたが、軍事的に本質的な意味のあるものには当たっていない。PAC-3は本当に役立つのだろうか?
コメント