「大変なんだー」と言うことは判ったけど、医学的見地というのがどうもはっきりしない。科学的見地というのも、悪いが余り科学的ではない。臨床例が多い、というのであれば、もうちょっとまとまりのある傾向、診断、健常といわれる人との差と言うのもあっていいはずなのだが、「多岐にわたる」では総合化の点で疑問が残る。最後の対談にいたっては、同好会のノリに見えてしまう。穿った見方をすると、病名を与えて欲しい人に適当な病名を与えるのと同じではないか?
 警鐘モノではあるかもしれないが、それにしても、イマイチ感はぬぐえないなあ、というのが正直なところで、化学物質過敏症の本質には迫っていないと思う。

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