北大苫小牧演習林の計画から実践に関して、こうして市民の森であり林業の森であり、研究調査林である、と言うものが成立する過程を記載した本。出だしは退屈だったが、中盤以降の話のノリは非常に小気味よく、「そうそう、こういう管理こそ重要なんだよ」と腑に落ちる事が多かった。何でもかんでも目標管理方式っていうのは、自然相手には通用しないのは、現場の人間が一番良く知っている。けれど、そうはいかない現代、今後がかなり心配である。

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