11/18 火・曇り：海老で鯛を釣るには

2008年11月18日日常

　朝はまあまあ早くに。朝食までの時間をつぶして、バイキングの朝食。半中華をたっぷりと。結構脂っこい。
　午前中は中国農業科学院、紹介の後プレゼン。まあまあ詰まることなく喋れた。後のディスカッションでも、いろいろ話したけど、建設的に盛り上がる盛り上がる。中国で私の研究はしたいが、それには中国はあまりに大きいとか。気候の違う３－４地域に絞るといいとか。もう中国で研究する気満々になる。
　昼食は招待。コースものはたくさんあって、おいしかった。脂っこかったけど。兎も角食が豊かであることに敬服する。ここで結構酒が入って、次の場所に移動する間にぐっすり眠ってしまう。
　午後は北京農業大学。プレゼンはぼろぼろ。酒に酔ってる・・・。それでもディスカッションでは「欲しいデータだけど、あるよ。ただ、交換には共同研究が必要だね」じっとこちらを見る目は中々に挑戦的だ。これは伸るか反るかというところか。乗りましょう。帰国したら人を呼ぶ手はずと共同研究の方法に関して手はずを整えるはなしをしてみよう。
　これだけで海老で鯛を釣った世界に入れた。嬉しいね！しかも向こうはもっといいモデルで研究している。私も相当に勉強しなきゃいけないな。
　帰って報告書作成の下準備。
　夕食は餃子店で。蛙の炒め物を食べた。食感はいまいち、味はやわらかすぎる鶏肉。
　帰ったら、もう眠い。寝る。

　今日だけでも相当に収穫があった。これほどありがたいことはない。
　明日は農業普及部訪問、のち農業科学院で共同研究に向けて話を詰める。

　ところで中国トイレ事情。農業科学技術院にいったけど、感じは日本のそれと同じ。ドアが無いとか、仕切りが無いとかいうこともない。ちなみに朝顔の高さはアジア人用なので、楽に用が足せた。
　食に関しては、最近の流行で何でも唐辛子で辛くなっているという。これに加えて山椒の辛味もあるから大変だ。あと、何かと油(ラー油の場合もある)がたっぷり使われていて胃に重い。サラダとか、あっさりしたものが食べたい・・・けど、今のところはまだ油に詰まっていなかな？これから６日間、うまくこなせますかどうか。