iPS細胞

2008年8月28日 読書
 八代嘉美・平凡社新書

 はっきり言って話の作りが下手で切り口、食い込みが悪い。下手にやさしい本にしようとしたのが負い目というより裏目に出て、当初あった、研究者はやさしく解説するのが下手だから、と言うのを著者自身が体現していると言っていい。
「遺伝子がわかる!」(ちくまプリマー新書)で概ねiPS細胞の仕掛けは当たりがついていたので、その解説べたぶりが余計に露呈した様に思えるのだが、この本だけを読んだ人は、知ってるつもり、にすらなれないのではないか。
 前半耐えて、後半バカを見た、最悪の解説本。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索