パール判決を問い直す
2008年8月16日 読書中島岳志・西部すすむ：講談社現代新書
対談集でかなりざっと見る感じになったが、A級戦犯の無罪論を持って日本無罪はないし、蛮行は断罪する立場だったことを主張したいのね、と言うことと、パール判事の思想的背景からすると所謂保守が喜ぶのは筋違いだよ、と言うことを論じているくらいか。ある程度は物事の一部を取り上げて針小棒大な論理を展開する論者とは一線を画する感はあって、まあまあかな。とは言え対談という場では物事に深みが無い。
西部すすむは「核武装論」のアレじゃあ冷笑ではなく爆笑だろうと言うのからしたら、少しは知性があるところを見せていたのは評価できる。まあ、対談相手がいると言う制限があっての事なのかな。
対談集でかなりざっと見る感じになったが、A級戦犯の無罪論を持って日本無罪はないし、蛮行は断罪する立場だったことを主張したいのね、と言うことと、パール判事の思想的背景からすると所謂保守が喜ぶのは筋違いだよ、と言うことを論じているくらいか。ある程度は物事の一部を取り上げて針小棒大な論理を展開する論者とは一線を画する感はあって、まあまあかな。とは言え対談という場では物事に深みが無い。
西部すすむは「核武装論」のアレじゃあ冷笑ではなく爆笑だろうと言うのからしたら、少しは知性があるところを見せていたのは評価できる。まあ、対談相手がいると言う制限があっての事なのかな。
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