航空ファン 2008年 09月号 [雑誌]
2008年8月6日 読書
F-Xとしてのタイフーン、と言うことで買った。第5世代戦闘機の定義(実はステルスもスーパークルーズもオマケだとか)、相互運用性の現実など、タイフーン自体の宣伝(笑)以外に結構興味深い話が多く、それも実にアメリカべったりな日本に新たな黒船としての切り口に関する資料的価値は非常に高いものであった。
セールストーク的には、正面のRSCはF/A-18と同じとボーイングは主張するが逆に言うと全般的なステルス性はタイフーンのほうが上ということの反証に見えるし、進化の余地がまだかなりあること、優れた運動性能、色々な武器を積める運用の柔軟性、国内航空宇宙産業への技術向上などの波及効果、欧州各国で運用されている事は相互運用に問題ないこと、などがあった。
たびたび私は書いているが、米国にとっての日本の軍事的価値は厄介ごとを押し付ける最適の相手と言う以上の価値は既にない。醒めて考えれば自国の防衛を財布と平和憲法の下でのあり方の大戦略と言う観点から見直してみれば答えは存外に簡単に見つかるのではないか。ポストコロニアルにある現状を客観的に評価することが、その前には必要だが。
どちらにしても国家戦略と言うトップダウン、民度と言うボトムアップがなく、ただ動物化した観衆ではねぇ。半数の種のサルと一緒に絶滅したら?
※追補
私は現在の天皇制が嫌いなので、平和憲法とは言っても現在の憲法、とは言いたくない。天皇家自体は国家の手駒として有効に活用すべき、と思っているけどね。特に雅子様には、Princess dipromacyをやってほしい。
セールストーク的には、正面のRSCはF/A-18と同じとボーイングは主張するが逆に言うと全般的なステルス性はタイフーンのほうが上ということの反証に見えるし、進化の余地がまだかなりあること、優れた運動性能、色々な武器を積める運用の柔軟性、国内航空宇宙産業への技術向上などの波及効果、欧州各国で運用されている事は相互運用に問題ないこと、などがあった。
たびたび私は書いているが、米国にとっての日本の軍事的価値は厄介ごとを押し付ける最適の相手と言う以上の価値は既にない。醒めて考えれば自国の防衛を財布と平和憲法の下でのあり方の大戦略と言う観点から見直してみれば答えは存外に簡単に見つかるのではないか。ポストコロニアルにある現状を客観的に評価することが、その前には必要だが。
どちらにしても国家戦略と言うトップダウン、民度と言うボトムアップがなく、ただ動物化した観衆ではねぇ。半数の種のサルと一緒に絶滅したら?
※追補
私は現在の天皇制が嫌いなので、平和憲法とは言っても現在の憲法、とは言いたくない。天皇家自体は国家の手駒として有効に活用すべき、と思っているけどね。特に雅子様には、Princess dipromacyをやってほしい。
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