船ものは結構読んだつもりだが、やはり新しい船が作られれば新しい技術が盛り込まれているわけで、そのあたりの興味は尽きない。
 本書は船の一般則と共に、最新と言える波浪貫通型フェリーについても解説した本であり、一般則も判りやすく書いてあるので最初の入門書+αには最適だろう。新型船体・技術も結構書かれているので、その向きにも十分に対応している。
 なかなか充実した本だった。

コメント

kaj
kaj
2008年7月2日8:35

素朴な疑問です。
表紙絵の船は、カタマランに見えるんですが...その場合、キングスベンも2個在るって事なのでしょうか?
(あ、ひょっとして最近の船にはキングス弁というもの、そのものが無かったりして)

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2008年7月2日8:54

コメントありがとうございます。
 表紙はカタマランです。
 冷却水の採水はしているかもしれませんが、自沈のための弁と言うことでしたら、現代軍用艦船でも既に廃止されていると言いますので、おそらくついていないと思います。

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