5/18 日・晴れ:Deco高原を歩く
 朝はぐっすり眠ってしまう。8時という朝食の時刻でちょうどよかった。朝食はなんでもない普通の・・・と言ういい方もできるが、しかし単純なものをこれだけ美味しく提供できてしまうのもオーナーさんの腕前だと感心する。
 出発時に豆粒サイズのわらじをお土産に頂く。そして山道を軽快にグランDECOスキー場に行く。靴を履き変えゴンドラで登り、フキノトウの顔を出す高原に一足飛び。寒さはまったく無く、丁度いい陽気。軽快に桧原湖方面に歩きだす。少し高度を落とすと、カラマツの青葉とシラカバ、ブナの芽吹きが眩しく、爽快である。調子に乗りすぎることに気を付けながら、デコ湿原に群生する水芭蕉を愛で、遠くに見えかくれする磐梯山と手前の山脈の緑のグラデーションにため息をつく。泉でコーヒーを淹れていると、途中で抜いたりした人たちもやってきて、ああ、ここが丁度いい距離なのかな、と思ったりする。帰りはトータルでは登りだがそれほど苦もなく、意外と軽快に疲れもなく歩けた。登る山は無理でも歩く山なら・・・と思う。過信は禁物。
 思わぬ程急峻だったゴンドラに感嘆しつつ、昼過ぎに下山、蕎麦屋で手打ち蕎麦を食べて高速を一路帰宅・・・と眠いので途中眠る。後はしゃっきりして注意力を切らすことなく一般道に降り、夕食をとって帰宅。

 妻には急にお願いしたのと、もう何度目になるかわからない裏磐梯だったけれど、緑も楽しめていい汗をかいた。気分一新、明日から論文と学会発表の準備だ。

コメント

城崎
城崎
2008年5月19日0:45

日記を読ませていただいて、高校の修学旅行で裏磐梯に行ったことを思い出しました。
どこの学校も「北海道」「沖縄」「海外」やのに何でウチの高校は…と文句を言ったものですが、
今思うといいところだったなぁと思います。
また機会があったら、そのペンションにも泊まってみたいなぁと思います。

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2008年5月19日8:56

 修学旅行というのも、目的と効果を考える必要があるんじゃないかと、大学生として広島にいるときでもよく思ったものです(中高の修学旅行は広島・・・深く問わないでください)。考えさせることより考えることを見つけさせることが重要じゃないかな。
 この時期は気候はいいし、春の味覚も風景も楽しめるのに、観光としては端境期で宿がガラガラなのを見ると、社会人になっても修学旅行の悪しき感覚が生きているのではないかと思えるときがあります。
 場所を限らず、自分の取って置きの場所を見つけるようにするといいですよ。

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