BBC， CNN， NHK

2008年4月28日世相評価

　シリア空爆の原子炉は黒鉛炉で電力用ではなくプルトニウム抽出・核兵器作成用だった。これは感化できない(空爆は当然)、というアメリカの言に、なぜ、を連発して答えに窮させるBBC、いいねぇ。オープンなイギリスの刑務所は麻薬天国だとか(勘弁してよ)、インドネシア情勢、銃犯罪に対するコロラドでの実験と報道スピン、以上BBC
　アフガン大統領銃撃、韓国の聖火リレー妨害失敗など、良く聞いてませんでしたCNN
　日露対談で拉致問題と東シベリアエネルギー開発、衆院(lower house)補欠選、日銀の経済成長鈍化に関する報告、中国要人来日を来月に控えて聖火リレーが特に混乱も無く終わったこと、韓国でも特に妨害なく終わったこと、しかしまあ両国とも裏じゃごたごたあったとのこと、カラザイ議長襲撃、バイオエタノール入りガソリンが来月から出て2年で国中に、以上NHK
　李大統領曰く、私が大統領である限り私のライバルは韓国にはいない、居るとすれば海外だ。いいねぇ、このOpenness。もちろん、この言葉はそのまま取るべきではない。交渉や対人関係においてリーダーシップをとる意味で、日本人としては高飛車に思えることを一手打つことは、韓国人と付き合う上で非常に有効な手段だと体で知っているからだ。アフガンへの警察官教育のために警察官を派遣、以上KBS

　Qが余裕がなくなったことを嘆く旨のコメントをしていたけれど、それは確かに、安心のファシズム・衛生仮説における汚染の問題が、その病理を深く考察し根治を考えることなく、逆に助長する形で規制・罰則を加えることで「潔白の上塗り」をしようという態度で「やり逃げ」していることでむしろ顕在化していることに良く現れている。今日的にはネット規制法案がその口だろう。
　確かに社会環境は悪かったが、ヒステリックな社会ではなかった過去の方が心地よく感じることはある。が、現代のかなり疲弊したとはいえドブ板的福祉の充実部分も捨てがたい。このあたりのバランスの良き履き違えが出来ると、最高なのだけど。
　自己主張を強くしないといけないので疲れるのだけど、韓国の良い面は、ある面でのいい加減さとバイタリティ、ヴィヴィッドなところだと、共同研究をして思う。悪いところ？ニュースじゃ良く流れてるよ・・・