朝は厳しいが、朝一のセッションに出る。心にしみるような話が多く、いたく感動する。私もあんな感じで老境に達する事が出来るかどうか、ちょっと早いが、私には試練が多いと思う。
 昼食、ポスターを見て楽しみ、午後セッション、息つくまもなく学会の懇親会。最終日にあるってのはいいね。疲れてそんなに出られなかったけど。
 早々に引けて、ホテルでぼんやりする。論文を書かねば・・・(実は缶詰もやっていたが、気合が・・・)。淡々と時間が過ぎる。妻に電話。あ、アメリカにも行くことにしたのを言ってなかった。ASA間に合うかな。韓国にも行きたい・・・個人的に。それまでに精神を涵養しよう。勉強も積もう。

 特に観光もせず、その気合も無く、福岡を去ることになる。ちょっと残念だが、知識的にはたくさんの事を手に入れられたと思う。学術的にも、政治的にも・・・

 老境に達する、という事は、必ずしも悪い事ばかりではないと思う。この学会で会ったグリースマン教授、チョエ教授、共にそれなりの年齢だが、若々しいのではなく、その年以上の老練さと魅力を持っている。押し付けるのではなく、ひきつけられるような力、それにはその年のものの、優れた経験を積み重ねた人だけが持つものだ。老いることは怖かった。けれど、こうした人たちを見た時、老いることの魅力、というものを感じつつある。私は隠者になることだろうけど。

コメント

くまぷ〜
くまぷ〜
2008年3月18日8:33

春秋さま

学会お疲れさまでした。今日からまた、次の目標に向けて
スタートですね。

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2008年3月19日2:01

くまぷ〜さん

 頑張っていきましょう!!

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