世界の艦船 2008年 02月号 [雑誌]
2008年1月17日 読書
ISBN:B001152Q0A 雑誌 海人社 2007/12/25 ¥1,100
謎のベールに包まれたものは謎のままだが、詰まる所、「輸入/コピーに将来性はなく独自技術も水準は高くなく、また高くできる素地もない事は50-60年代の日本を見れば判る」「意図しているのか統制がとれていないのか、相互運用性に疑問が残る似たものを別所で作ったり、小刻みに変更を加え続ける事によるデメリットは非常に大きい」といった旨の評価は納得できる。
これはプロダクトを見た面からの評価であり、運用システム、社会情勢等を加味すれば、内憂で手一杯、と言うのが本当の所ではないかと思うのだけれど・・・中台有事はそのまま華南沿岸部(経済的に発展した所)と中北内陸部(足を引っ張る地方)との衝突になりうるのだし。
ここいらでマスコミの番組(いや、責任を問わないしそういう番組でどうでもいいのだが)の一コマで、海自は巻き込まれ有事以外戦うすべはない、と言うのが、中国艦船が何かの弾を高速連射する映像の後流れたけれど、現実にはあり得ない。
今回確定したが、たまに流れる、「演習でぼかすか打ち出しているモノ」は対潜水艦ロケット弾。西側には時代遅れの兵器で射程も短く増してや水上艦船に打ち込むものではない。近距離では砲(10-15kmの射程)を使うが、そんな距離に入る前に、有事には対艦ミサイル(射程100km位が多い)で一撃必殺してくるし、そうなれば回避行動をとりつつ、堂々と高性能機関砲(ファランクスClose In Weapon System)かシースパロー/発展型シースパロー対空ミサイルを使って撃ち落とすまでである。これを自衛と言わず何と言うか。
とはいえ、国としては戦争をする本格派になりたいという脱童貞願望が強いようである。「武士の一分」と「(倫/禁)に刃物」の違いはちゃんとつけようね。
謎のベールに包まれたものは謎のままだが、詰まる所、「輸入/コピーに将来性はなく独自技術も水準は高くなく、また高くできる素地もない事は50-60年代の日本を見れば判る」「意図しているのか統制がとれていないのか、相互運用性に疑問が残る似たものを別所で作ったり、小刻みに変更を加え続ける事によるデメリットは非常に大きい」といった旨の評価は納得できる。
これはプロダクトを見た面からの評価であり、運用システム、社会情勢等を加味すれば、内憂で手一杯、と言うのが本当の所ではないかと思うのだけれど・・・中台有事はそのまま華南沿岸部(経済的に発展した所)と中北内陸部(足を引っ張る地方)との衝突になりうるのだし。
ここいらでマスコミの番組(いや、責任を問わないしそういう番組でどうでもいいのだが)の一コマで、海自は巻き込まれ有事以外戦うすべはない、と言うのが、中国艦船が何かの弾を高速連射する映像の後流れたけれど、現実にはあり得ない。
今回確定したが、たまに流れる、「演習でぼかすか打ち出しているモノ」は対潜水艦ロケット弾。西側には時代遅れの兵器で射程も短く増してや水上艦船に打ち込むものではない。近距離では砲(10-15kmの射程)を使うが、そんな距離に入る前に、有事には対艦ミサイル(射程100km位が多い)で一撃必殺してくるし、そうなれば回避行動をとりつつ、堂々と高性能機関砲(ファランクスClose In Weapon System)かシースパロー/発展型シースパロー対空ミサイルを使って撃ち落とすまでである。これを自衛と言わず何と言うか。
とはいえ、国としては戦争をする本格派になりたいという脱童貞願望が強いようである。「武士の一分」と「(倫/禁)に刃物」の違いはちゃんとつけようね。
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