新しい太陽系―新書で入門 (新潮新書 238)
2008年1月5日 読書
宇宙論を読んで以来、太陽系科学はやっていないな〜、いい本も出ていないし、と思った所にこの一冊、いやあ、経穴でした。もうちょっと専門色が強くても、と思いましたが、まあ、概論を見るにはこんなもんでしょう、という感じかな。各種惑星探査機の成果が少しずつやさしく書かれており、初めて天文に触れる人向けではあるけれど、いろいろな目新しい情報も詰まっていて、最後まで面白く読めた。
冥王星が準惑星になった経緯なども人間臭く書かれており、よかった。
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