12/29 土・雨時々曇：止めよう…

2007年12月29日日常コメント (2)

　朝はまあまあ早くに。
　午前中は論文の事とHPいじり。HPは概ね動く状態に至った。この日記のヘッダの[Home]から行けます。と言っても表紙を変えたのと「お散歩宮」にペンションに行ったときの記録が増えたのと、見た目はちょびっとCSSを採り入れてみたことくらいです。論文は…筆が進まない。
　午後は雑誌を読んだりレビューを書いたり。しかし集中力はあがらない。
　夕食、風呂。眠気がきて眠ってしまう。

http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/
　から「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」最新版をDLしてざっと読んだ。p36は興味深い。温室効果を温度の比例配分にしていいのか？と思ってしまったのだが、CO2濃度もあまり高くなると(産業革命前の2-3倍って…)温室効果にはそれなりに効いてくるよ、とかはまあ納得できた。ただ、CO2濃度上昇は人為期限であるにしろ、全球単位での全炭素循環に占める人間の影響は最大見積もっても1/4程度(直接的には10％もいかない。IPCC 2000)と考えると、なんかなぁ？と思ってしまうのは私だけ？ちなみに、上の報告書では「セメント鉱業」が人間活動でも特別に大きいのか、それ由来のCO2排出が突起されていた。
　方法論として、モデルの基準になった条件が温暖化に都合が良かったときを使っていると言う論文(12月刊行、学術論文)がどう評価され、今後に影響を与えうるのか興味深いところだ。
　別所だったかもしれないが、しばしばコメントをくれるSa-Q君が、「政治的に利用することにはなんらかの意味があるかもしれない」と言うのには賛成できる。また、大量消費を可能にする技術開発等という野蛮な事では無く社会構造自身を低廃棄型に持ってゆくことが必要なのは言うまでもない。

Sa−Q

2007年12月31日12:52

こんにちは。Sa−Qです。

>「政治的に利用することにはなんらかの意味があるかもしれない」

これはツバルの事例についての議論中、でしたね。

勿論、経済大国間で「政治的に利用」した上で、貧困国が草刈り場になってしまうような事態は許されるものではない、と考えています。

しかし、温暖化論を含めた、環境問題。難しい（^_^;）。

キリバスやモルジブ等でも、さすがにツバルのような「洪水」こそ無いものの、海岸侵食は起きてる、という話しもチラホラ見かけます。

が、どれも正確な測量等、客観的な指標に寄るものでなく、悪く言えば「心証」に寄る話ししか見つかりません。