西洋館を楽しむ カラー版 (ちくまプリマー新書 68)
2007年12月21日 読書
洋館ファンにはたまらない一冊。写真術に関しても少々記載があり、はた、と思う所もあった。とはいえ、その肥えた観察眼が藤森照信とのジョイントワークの由縁である事は疑い様がなく、あくまでフィールドワークの人であることが行間からにじみ出てくるのが何とも頼もしい。普通の旅行にプラスαの味を求めるなら、旅行の副読本に最適である。
真を写した画像だけでとどめるには、余りに勿体ない。と言う訳で、私も久々に建築探偵をしてみようかと思ったりする。
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