ハードが速けりゃいいって問題だろうか？

　冬休みは“X38＋88GT”でゲームを――ドスパラ「Prime Galleria ZX」
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0712/10/news082.html
　それなりに速いCPUに十分に速いGPUをくっつけたのはいいけど、それでないと楽しめないゲームって・・・想像つきません。ゲームの面白さはきれいさではなくて、ストーリーや世界観と言った、「大きな物語」に如何に関われるかにあると思うので。フライトシミュレーターとかだとかなり迫力も違うのかな？

　「1600MHz」が見せる破格の性能──「Core 2 Extreme QX9770」「Intel X48 Express」フライングレビュー
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0712/10/news008.html
　うーん、ここまで来ると、どうでもいいやって、値段的にも。
　興味深いのはExtermeじゃないcore2 Duo， QuadとAtholon X2， Phenomeの比較。絶対的な速度ではAMDは同等以下と言う所なんだろうか。この表の示す所が判らないけど。Quad， Phenomeもなんでも速い訳じゃないと。
　でも本質的に速度を必要とする科学技術計算なら、SPARCにSolarisの方がいいんじゃないかと思う。結局この価格と発熱量によるこの速さは誰のため？

激白！　腐女子のホンネ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/07/news063.html
　まあ、二次元と三次元を分けるとか、住み分けするとか、ファンタジーなのとか、ある意味実用主義的だけど、この辺は80年代「オタクの本」(別冊宝島)以来、変わってないと思う。その面では、「腐女子」と言う名称が与えられて取り上げられている／それなりの個体群が顕在化しただけで、なんら進展はない。「やおい」は「やまなし・おちなし・いみなし」だと言うけどこちらの消長はどうなったもんだか。

　古紙100％再生紙は環境に悪いのかhttp://eco.nikkei.co.jp/column/article.aspx?id=20071211cd000cd
　LC-CO2を基礎にしていたのか。
　所詮は官僚の勝手な縄張りのためのものでしょう。
　LCAの意図的な使い方のいい例。

　セルロースは、紙として使用する場合、3〜5回繰り返し使うことが可能である。となると、古紙配合率が66〜80％程度である紙が最適な使い方ではないか、ということになる。

　は納得できる話である。が、そのような最適な点を探るLCAと言うのは、実は難しい。LCAの結果自体、資源消費と環境負荷は将来にわたる不可逆な影響を与えるか、当代もって被る責任かで分けて考えるもので、こう言うリサイクルをちゃんと考える仕掛けではなかったりする。

　カーボンオフセット年賀状を買ってみた
http://eco.nikkei.co.jp/column/article.aspx?id=20071211cb000cb
　こう言うのは面白いと思う。けど、

・1枚5円の寄付金によって、何kgの二酸化炭素をオフセットできるのかがよく分からない。（ウェブサイトをよく探すと説明されているのですが、数量を直感で理解できるような説明はありません）
・オフセットプロジェクトの内容や数量についての予定がよく分からない。（「公募条件はホームページなどで広く一般開示し、有識者委員会や総務省の認可を経て拠出先を決定する」とありますので、現段階で詳細は未定のようです）また、オフセットの実績がどのように公表されるのかがよく分からない。

　ではねぇ。
　こう言う商品こそ、直感的にいい、と思わせるもんじゃないと。

英国政府が新方針、エネルギー需要の20％を再生可能エネルギーから調達
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200712111826
　渡り鳥対策をどうするか、と言う話はないみたいで。
　日本のエネルギー自給率が24％と言うのは多くて驚きかも。ま、水力がそんなもんあるのかな。

　BBCもCNNも内向きの話が多くて、イマイチ。