環境任侠右翼・G.P.はアメリカの犬か?
2007年12月11日 世相評価 NHK podcastで産業化された国家(industrialized countries)のCO2排出を大幅削減する、という案に、アメリカは(当然)拒否したそうだ。昨日の日付だから、G.P.は何か動きがあるかな?とG.P.jpとG.P.usaのHPを見たが、無反応。あ、usaには、バリの会議の事はあったけど、アメリカ拒否の最新情報に対する批判はまるでない。賛成すれども行動せず?ゴアを支持しないのは何故?
それどころか、アメリカではCO2排出規制に反対するCM
http://wiredvision.jp/news/200712/2007121019.html
があるのに、それに抗議もしない。
jpじゃ、
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/climate/toyota/
な事もかいているけど、残念、トヨタだけじゃなくて、アメリカの自動車会社も反対しています、というか、トヨタは端役で、CNNじゃ触れてもいません。
環境問題の欧州モデル&神話と言うのにちょっとマッタをかけた日経エコロミーの記事は面白い。が、
http://eco.nikkei.co.jp/column/article.aspx?id=20071204ch000ch&page=2
これは結局切りしろの大きい生活をしている彼らだから言える事、と言うのが抜けている。結局モデル神話は崩していない。第一、有機農業の推進、Biofuelなんて言ってるのは、食料が余っている状況で輸出補助金がらみのOECD対応&IPCCの政治的控除を見込んでの行動。
日本は飢餓の国なんです。ウソだと思うなら、農水省の「食料・農業・農村白書」の食料安全保障の欄を見てみるといい。「最低限の生活は補償できる」としていますが、芋と米(恐らく玄米)ばかりで肉のない食卓、誰も想像できないでしょう?まあ、メタボは問題なくなるけどね。
そして危険なのはOPECのような団体の存在しない肥料資源、特にリン(植物の3大必須要素の一つ)鉱石の資源ナショナリズム化と戦略物資化。既にアメリカは燐鉱石を輸出していない(石油同様自国資源を保全するため)。モロッコ、中国も続く可能性が大きい。特に中国は大輸出国でありながら実は自国はリンが不足する状況にある(2000年頃の論文で見た)。食料増産となれば、自ずと輸出は少なくなる。
再生可能エネルギーの利用に関しては、日本は余りに厳しい。
結局、響きのいい言葉に載せられた官僚と政治家、実態を知らない国民、バイアスのかかったマスメディアによって、懐疑論は黙殺される。
・・・あ、これ、アメリカ石油工業界研究費をもらうにはいい題材かもしれない。温暖化懐疑論にお金を出すと言っていたし。B-D
それどころか、アメリカではCO2排出規制に反対するCM
http://wiredvision.jp/news/200712/2007121019.html
があるのに、それに抗議もしない。
jpじゃ、
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/climate/toyota/
な事もかいているけど、残念、トヨタだけじゃなくて、アメリカの自動車会社も反対しています、というか、トヨタは端役で、CNNじゃ触れてもいません。
環境問題の欧州モデル&神話と言うのにちょっとマッタをかけた日経エコロミーの記事は面白い。が、
http://eco.nikkei.co.jp/column/article.aspx?id=20071204ch000ch&page=2
EUサミットで決まった、(1)再生可能エネルギーの割合の拡大、(2)エネルギー効率の改善とは、まさにこれである。
これは結局切りしろの大きい生活をしている彼らだから言える事、と言うのが抜けている。結局モデル神話は崩していない。第一、有機農業の推進、Biofuelなんて言ってるのは、食料が余っている状況で輸出補助金がらみのOECD対応&IPCCの政治的控除を見込んでの行動。
日本は飢餓の国なんです。ウソだと思うなら、農水省の「食料・農業・農村白書」の食料安全保障の欄を見てみるといい。「最低限の生活は補償できる」としていますが、芋と米(恐らく玄米)ばかりで肉のない食卓、誰も想像できないでしょう?まあ、メタボは問題なくなるけどね。
そして危険なのはOPECのような団体の存在しない肥料資源、特にリン(植物の3大必須要素の一つ)鉱石の資源ナショナリズム化と戦略物資化。既にアメリカは燐鉱石を輸出していない(石油同様自国資源を保全するため)。モロッコ、中国も続く可能性が大きい。特に中国は大輸出国でありながら実は自国はリンが不足する状況にある(2000年頃の論文で見た)。食料増産となれば、自ずと輸出は少なくなる。
再生可能エネルギーの利用に関しては、日本は余りに厳しい。
結局、響きのいい言葉に載せられた官僚と政治家、実態を知らない国民、バイアスのかかったマスメディアによって、懐疑論は黙殺される。
・・・あ、これ、アメリカ石油工業界研究費をもらうにはいい題材かもしれない。温暖化懐疑論にお金を出すと言っていたし。B-D
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