孔子によれば、食料・民度(徳)・軍事は国家の基礎である。
運用に疑問は多いが、少なくとも日本ドコでも危険地帯で救援&土木作業の出来る人員を持っておく事には疑問を持たない。そのためのコストが防衛費の半額というのが高いかどうか、$1=110-120で同じ地位の自衛官と米兵では自衛官の方が給与がいいと言うのをどう思うかは考慮すべき事だけど、消耗品と耐久消費財の違いだと思えば納得がゆくのではないかと思う。
残り半分が「高い」と槍玉に挙がる装備品である。欧米と比べられる事が多いが(いや、ロシア・中国と比べたらさらに桁違いだけど)ある意味でこれはプライドの価格、と言う事になるかもしれない。日本は少なくとも制式化した武器・兵器は中古ででも輸出していないし安全保障上国産化/ライセンス生産を基本としている。勢い、少数生産だから、どうしても高くつくのは致し方ない。が、専守防衛の国のプライドなら仕方ないと言うしかないだろう。
私の知識は少ないが、疑問に思う所もあるものの、納得せざる終えないと思うものもある。
F-2攻撃機は同じ単発&ベースとなったF-16C/Dと比べられるが、120機計画とMiG21を頂点とするやられメカシリーズに次ぐベストセラーで3000機以上を売る機体と比べるのは酷。ついでにF-16がベース、と言っても、外身で同じなのは垂直尾翼(それも量産機では強化されて実は別物となった)のみ。要求仕様に見合う機体がなかったんだから仕方ない。96機に減ったが、それでも118億円の価格を守ったのは、まだ立派ではないか?また、技術的にも目的的にも、F-16では力不足(元々はASM4発を積めなかったし、パルスドップラーレーダーとアクティブフェイズアレイレーダーでは性能も価格が違う)。質は量で補えない、とはいえ、グリペンのような例を考えると、悩まないでもないが。
でも一考を要すると思うのは艦艇類、初期投資がかかっても本来なら「決定版」を数作った方が安く上がる。同じクラスを数隻ずつしか作らないのはどうも納得がゆかない。中小の汎用駆逐艦、イージス艦は系統をもっと整理して作るべきじゃないだろうか。この辺りの立ち回りはアメリカの方が上だ。ヘリ空母、大型輸送艦は少数でも仕方ないが・・・。潜水艦は廃棄が早すぎると言うとその通りかもしれない。イギリス・アステュート級は25年使うつもりのようだし。その分、新しい技術が導入できて、その恩恵は最も受けるべき船である事は確かとはいえ。潜水艦は無理でも、中古艦艇を友好国か敵にはならない国に売り渡す、と言う事をしないのもプライドの価格のウチになる。ま、友好国なんてないんだろうけど・・・ちなみにパキスタンの駆逐艦は70年代に退役したイギリスの駆逐艦・・・潜水艦は性能がいいから怖くて売れませんけど。
銃器類も耐久性に疑問がある、と言う面で一考を要するものの、輸出をしない、独自で作る、という線で行く限り、この価格は仕方ない。日本にはアメリカーイスラエルラインのような絶対的友好関係、欧州圏のようなブロック経済・エリアディフェンスがないのだから。コピーされまくった結果、ならず者の小銃となったAK47よりnobleと言えるかもしれない。
が、F-Xにからんでは、意地もプライドも何もなくなっているのが事実。はぁ。何のためのAAM-3,4,5, ASM-1,2,3なんだか。
運用に疑問は多いが、少なくとも日本ドコでも危険地帯で救援&土木作業の出来る人員を持っておく事には疑問を持たない。そのためのコストが防衛費の半額というのが高いかどうか、$1=110-120で同じ地位の自衛官と米兵では自衛官の方が給与がいいと言うのをどう思うかは考慮すべき事だけど、消耗品と耐久消費財の違いだと思えば納得がゆくのではないかと思う。
残り半分が「高い」と槍玉に挙がる装備品である。欧米と比べられる事が多いが(いや、ロシア・中国と比べたらさらに桁違いだけど)ある意味でこれはプライドの価格、と言う事になるかもしれない。日本は少なくとも制式化した武器・兵器は中古ででも輸出していないし安全保障上国産化/ライセンス生産を基本としている。勢い、少数生産だから、どうしても高くつくのは致し方ない。が、専守防衛の国のプライドなら仕方ないと言うしかないだろう。
私の知識は少ないが、疑問に思う所もあるものの、納得せざる終えないと思うものもある。
F-2攻撃機は同じ単発&ベースとなったF-16C/Dと比べられるが、120機計画とMiG21を頂点とするやられメカシリーズに次ぐベストセラーで3000機以上を売る機体と比べるのは酷。ついでにF-16がベース、と言っても、外身で同じなのは垂直尾翼(それも量産機では強化されて実は別物となった)のみ。要求仕様に見合う機体がなかったんだから仕方ない。96機に減ったが、それでも118億円の価格を守ったのは、まだ立派ではないか?また、技術的にも目的的にも、F-16では力不足(元々はASM4発を積めなかったし、パルスドップラーレーダーとアクティブフェイズアレイレーダーでは性能も価格が違う)。質は量で補えない、とはいえ、グリペンのような例を考えると、悩まないでもないが。
でも一考を要すると思うのは艦艇類、初期投資がかかっても本来なら「決定版」を数作った方が安く上がる。同じクラスを数隻ずつしか作らないのはどうも納得がゆかない。中小の汎用駆逐艦、イージス艦は系統をもっと整理して作るべきじゃないだろうか。この辺りの立ち回りはアメリカの方が上だ。ヘリ空母、大型輸送艦は少数でも仕方ないが・・・。潜水艦は廃棄が早すぎると言うとその通りかもしれない。イギリス・アステュート級は25年使うつもりのようだし。その分、新しい技術が導入できて、その恩恵は最も受けるべき船である事は確かとはいえ。潜水艦は無理でも、中古艦艇を友好国か敵にはならない国に売り渡す、と言う事をしないのもプライドの価格のウチになる。ま、友好国なんてないんだろうけど・・・ちなみにパキスタンの駆逐艦は70年代に退役したイギリスの駆逐艦・・・潜水艦は性能がいいから怖くて売れませんけど。
銃器類も耐久性に疑問がある、と言う面で一考を要するものの、輸出をしない、独自で作る、という線で行く限り、この価格は仕方ない。日本にはアメリカーイスラエルラインのような絶対的友好関係、欧州圏のようなブロック経済・エリアディフェンスがないのだから。コピーされまくった結果、ならず者の小銃となったAK47よりnobleと言えるかもしれない。
が、F-Xにからんでは、意地もプライドも何もなくなっているのが事実。はぁ。何のためのAAM-3,4,5, ASM-1,2,3なんだか。
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