11/26 月・晴れ後曇り：ドキドキの授賞式

　朝は例によって二度寝。寝すぎた館があるのは現実逃避のためか。発表練習をして、スーツに着替える。ネットを見たのは少し。応援がありがたい。

　早めに出たつもりだったが、会場の東大に着いたのは半端に遅く、生協でポケコンがあるかを確かめたり本をあさる時間がなかったのは残念。
　入り口で受付をして、並んでいる名札に知っているビッグネームがたくさんあることにびびりまくる。控え室で待つことしばし、農学関係者との会食となる。受賞の若手と先達と、会話があってもいいようなのに、断層が走っていてそれが癪に障る。「偉い人」と直に話せるなんて早々無い機会だぞ、と色々と話題に切り込んでみる。
　受賞記念式。硬くなりながら、壇上で盾と副賞を受け取り、礼。
　続いて受賞記念講演。最初の講演は聴いていたのだが、続く3題は睡魔に襲われた。・・・私って大物？休み時間を置いたら気分はしゃっきり。いい感じだけど自分の番が回ってきたら、冷水を飲んだのに一気に頭の中が真っ白になった。ちなみに手元のパソコン画面は真っ暗でやりにくかった。相当上がって、つっかえるし、ろくなことは無かった。結構練習したのに、就職して以来最悪の出来だった。
　時をおかず、祝賀会。招待客なので、お酌されることが多いのだが、こういうときビッグネームと接した時は先にお酌すべきなのだろうか・・・？そんな謎など考えるまでも無く、議論を吹っかけ、吹っかけられ、共感し、ラディカルな時間はノンストップで一気に終わる。・・・腹減った。・・・なんでこんなに食べ物が残っているのだ！もったいないお化けが出るぞ！と、最後を食べていたのは私です・・・。しかしね、農学関係者がコレだけ集まっているならもっと食い物に感謝しろよ、と思う。
　少々今回の祝賀会で難を言わせてもらえば、ビールがカン、日本酒は三倍醸造のワンカップ。考えてみると、「食べる」「飲む」にかけては夏の土壌肥料学会があった東京農大のほうがずっと上だと思った。近くに飲み屋街もあるし。
　あ、ちなみにアニメにもなった「もやしもん」のベースは東京農大でしょう。醸造学科があるのは日本であそこだけなので。

　そんなわけで、トホホな発表をこなして、ラディカルに話して、燃え尽き気味で帰宅して、マンションの前。鍵を忘れたことに気づく。家に入れんじゃんか・・・どうしよう・・・という訳で、どうせ家にいても日記を書くからとネットカフェに行く。その存在を思い出すまでに時間食ったけど。
　という訳で、余り良くない液晶画面と慣れないキーボードで日記を書いて時間を潰す。妻は東京で旧友と交流中。今日中に家に入れるかな。