日本だけ〜

2007年11月13日 世相評価
 BBCはパレスチナ情勢、ガザでドンパチやってます。ガリレオ計画(欧州版GPS)が頓挫しつつあるけどアメリカに牛耳られるのは嫌だといった旨。宇宙つながりで韓国の宇宙開発の話も出た。CNNは色々。ながら聞きでは十分に聞けないが、日本の話題はなし。nprもリスニングにいいよ、sicence fridayもあるし、と言う医者の勧めで、ロボット自動車の話を聞いている。これは聞きやすい。贔屓にしよう・・・政治の方も聞いた方がいいかな。
 朝のラジオは例によって血圧の上がる世界。環境経営が足を引っ張るんなら日経調べの企業はどうよ、って、そりゃ市場化された環境部分の話。温暖化に熱心じゃないのは日本くらい?おいおい、アメリカの国策を忘れちゃ居ないかい?バイオエタノールはカーボンニュートラルなんて迷信信じてるの?どういう裏でやってるか言ってみろよ。
 燃料にする穀物があれば、穀物市場がどれだけ下落して多くの人が穀物を手に出来るか、完全な飢餓ではなく、低所得の国民国家をどれだけ救えるかと言う世界の話を抜きにしているとしか思えない。

 安倍の坊やがバイオマス日本等といい、稲わらは身近な未利用バイオマスなんて言う。馬鹿言っちゃいけない。稲わらの鋤込みは、最も手軽で有効かつ安全な土の肥沃度保持方法なのである。これは10年程前に滋賀県農業試験場、栃木県農業試験場等が発表している。木質バイオマスは切り出しが大変。間伐材は本当にカーボンニュートラルか、切り出し・輸送のLC-CO2を積み上げてみるのは難しくはない筈(森林総研はLCAに興味がないようだが)。
 詰まる所、食うに困っている飽食日本でも、そこの割れた穀物市場の消極的下支え策でしかない。

 一側面を切って環境を語るのは四半世紀前の科学雑誌・・・中高生が気張って読んで来た雑誌のやり口だ。今は科学雑誌も進化して来た。
 先月号のNational GeographicがAmazonからまだ届かないのがもどかしい。

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