朝は快調、アドレナリン多めで行きしなのコーヒーを職場まで飲み忘れた。
 ウォーミングアップも程々に、一気に論文に目を通し、数字を入れて、論じ切っていない所を書き足し、微修正も加えて自分版を完成。Kリーダーに論理とストーリー上の問題点が無い事を確認し、英文校閲に出稿する。
 ちょっと辛い感じも受けたけど、何とか持ちこたえて昨日の帰りに考えたデータの集約方法を試してみる。作業が大半で頭は使わない。
 昼食、午睡は無し。
 午後、引き続きデータを集約し、図にまとめてみる。
 農業由来で発生する温室効果ガスの一つである亜酸化窒素の発生量推定とその都道府県別発生量、発生源の内訳。
 お茶の時間に温室効果ガス研究の人の所に持って行く。数字等に困った事は無いか、間違いは無いか、等のお茶菓子となる。
 が、どうも計算がおかしいらしい。幾つかsuggestionを貰う。これは宿題にするか?

 鬱な気分が支配的だった午後だが、お茶でスパークしたせか・・・いや、そこで燃え尽きたようだ。車の運転が辛い。
 帰宅。シマリスさんの日記に判る範囲の事を書いて、力尽き、寝る。
 夜中、目が覚めると妻が帰っていた(帰ってなかったらえらいこっちゃ)。
 歯磨きして正式に眠る。

 生活ホットモーニングHPによると、2gという基準をどういう根拠でか出しているが逆算すると1800kcalの食料の場合である(WHOは総摂取カロリーの1%以下という基準を発表しており、油は9kcal/g)。恐らく、見ている主婦層をターゲットにしていると思われる。さらに食品安全委員会の数字を引用していますが、食品安全委員会の元の文献は、

http://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-trans.pdf

?我が国の状況
日本におけるトランス脂肪酸の摂取については、1999 年に、硬化油、乳、乳製品、肉、バター、精製植物油の摂取量を考慮して推計したものによると、トランス脂肪酸の摂取量は一日当たり平均1.56g となっており、摂取エネルギーの0.7%に相当すると報告されています。摂取の由来の内訳としては、硬化油に由来するものが平均0.91g(トランス脂肪酸の一日当たり平均摂取量の58.4%)、乳、乳製品に由来するものが平均0.27g(同17.3%)、牛肉に由来するものが平均0.13g(同8.3%)、精製植物油に由来するものが平均0.25g(同16.0%)とされています5)。

なお、
・トランス脂肪酸摂取と、がん、?型糖尿病又はアレルギーの関係について、疫学的な根拠は、不十分であるか、一貫性がない。

 どれ位リスクが高まるのか、と言う事に関しては情報が無い。
 ただ、マーガリンが悪者視されるのはたしかにトランス脂肪酸含有率が高いからだけど、ショートニングはもっと高い事になっている。ちょっと安心するのはビスケットでもそれほど濃度は高くない、と言う事か。
 この辺は濃度と摂取量から決まるので、自分の食生活と相談してWHO基準(これが、一生害の無いレベルなのか、有意差が出る水準なのか不明だが)なんかを見直してみればいいと思う。

 少々古いが、H16版食料・農業・農村白書から引用。p61のH15年の国民一人当たり、一日当たりの供給熱量と内訳によると、2588kcalとなっている。うち油脂類は378kcalを占める。なので、42gの油脂を平均すると摂っている事になる。2000kcalに縮分すると33.6g、WHO基準を守ると平均トランス脂肪酸含有率6.6%の状態でもいいことになるけど・・・
 脂っこいものは避けた方がいいけど、嗜好品としてマーガリンを楽しむ、と言うのは必ずしも悪いとは言い切れないかも?
 これも平均的食生活の場合であって、脂っこいものが好きな人は、それを押さえる事の方が、重要かもしれません。

?食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAO 合同専門家会合(Joint WHO/FAOExpert Consultation on Diet, Nutrition and the Prevention of ChronicDiseases)の報告書(2003 年)2)この報告書では、肥満、糖尿病、心臓疾患、がんなどいくつかの慢性疾患に対する食事及び栄養の影響に関する証拠を検討し、公衆衛生政策の提言を行っています。その記載のうち、主なものは以下のとおりです。
・心血管系疾患のリスク増加につながるとの確証的な根拠があるものは、ミリスチン酸(飽和脂肪酸:やし油、パーム油に含まれる、淵瀬注)、パルミチン酸(飽和脂肪酸:ラード等に含まれる、淵瀬注)、トランス脂肪酸、塩分の高摂取、体重超過、アルコールの高摂取である。

 と言う事なので・・・

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