車のグリーン化？

2007年10月4日日常

http://response.jp/issue/2007/1003/article99947_1.html

　日産の取り組みだそうです。

渋滞の改善については「最速ルートにより、旅行時間が約20％短縮できた」（同）ため、旅行平均速度の向上により、CO2排出量が約17％削減されたという。

また、07年1月から世界に先駆けて採用した「エコ運転アドバイス」の成果については、この活用により、平均で燃費が約18％改善されたそうだ。

　運転で気をつける、と言えば、私は5sec以上の停止が予見できる時はアイドリングストップをやっていますが、これだけで5％程燃費が上がります。マツダの有機モリブデンたっぷり0W-20オイルとの組み合わせで、1.5Lの旧デミオは17km/L近い燃費をたたき出しています。・・・が、運用でエコヲやってもねぇ、と思うのは、

http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000017516.html?pg=3
　新型日産スカイラインクーペの記事

新型は車重が1620から1660kgと、先代より約100kg重くなり、排気量は198cc大きくなっているが、それでもカタログ燃費はMT/AT＝9.3/8.6km/リッターからMT/AT＝9.4/8.9km/リッターに向上した。仮に排気量が同じなら、VVEL搭載ユニットは、1割ほど燃費がよくなるという。

　作る方ではエコを考えてないんだね。
　ついでに引用すると、とある地球環境保全番組(実は出演した事がある)のスポンサーをやっている、エコな車を売っていると宣伝を撃つ某社
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000017490.html

燃費も10・15モードで6.6km/リッターと、それなりの国交省審査値が発表されている。

　燃費基準が車重別で良かったですねー(2.64tだって。砂浜で亀の子になってたら笑ってやろ・・・って、既に実行してるけど)。

　自動車の税金に重量燃料関係なし燃費オンリーと言うのが増えても、私は悪くないと思う。民生部門での化石燃料消費では比較的大きな位置を占めるし。ただし、用途は気候変動と省エネ研究開発に限る・・・なら、1台あたり高くても年間数100円規模の増税にしかならないから、大型車が売れなくなると言う事はあるまい(R&Dというのは考えられているよりずっと安価)。
　税金なんて、ばらまきを混めるから千万単位になるんだよ。