世界の艦船 2007年 11月号 [雑誌]
2007年10月2日 読書
ISBN:B000VY19LE 雑誌 海人社 2007/09/25 ¥1,100
「ひゅうが」進水を受けて軽空母特集、と言う訳で買いました。
日本は攻撃用途の空母は持たない、という独自のドクトリンがあったり、空母という響きを嫌っていたりで、「ひゅうが」もヘリコプター護衛艦と言う事になっていますが・・・そんなもん、運用(ソフト)で決まることを船(ハード)に要求するなよ、と思うのですがねぇ。
ともあれ、軽空母、と言うものの枠の広さと目的・要求事項が如何に多岐にわたるか、即ち各国の事情と言うものの多彩さには、なかなか思う所多いです。
日本の防衛ドクトリンと言うのははっきりしませんが、「ひゅうが」は、旗艦、情報ネットワークの中心、隔地でのシーパワーに対抗するエアパワーの展開、と言った軍事面での日本の面子に貢献するよう期待されているのは判ります。厄介な事態になったときは、DDGと共に行動すれば、洋上のエリアディフェンスにかなり使えるでしょう。勿論、災害時には、はしだて、おおすみ級と共に救援船として動くこともできます。
本書を読んでいて、是非F-35Bを、と言う話は、甲板の強度があるからといって運用的には無理じゃないかと思うのですが(整備が出来ない)・・・ここまでくると、F-22同様高すぎるおもちゃを欲しがる子供の世界じゃないかと。
建築家の隈研吾は、社会の混沌のひとつに社会を反映した建築様式を提示できないことを挙げるという逆転の発想を「新・建築入門」で示したが、ひゅうがは日本の防衛ドクトリンを育める船になるかどうか?いや,この発想が逆だってのは、この際置いといてね。(^_-)--★
「ひゅうが」進水を受けて軽空母特集、と言う訳で買いました。
日本は攻撃用途の空母は持たない、という独自のドクトリンがあったり、空母という響きを嫌っていたりで、「ひゅうが」もヘリコプター護衛艦と言う事になっていますが・・・そんなもん、運用(ソフト)で決まることを船(ハード)に要求するなよ、と思うのですがねぇ。
ともあれ、軽空母、と言うものの枠の広さと目的・要求事項が如何に多岐にわたるか、即ち各国の事情と言うものの多彩さには、なかなか思う所多いです。
日本の防衛ドクトリンと言うのははっきりしませんが、「ひゅうが」は、旗艦、情報ネットワークの中心、隔地でのシーパワーに対抗するエアパワーの展開、と言った軍事面での日本の面子に貢献するよう期待されているのは判ります。厄介な事態になったときは、DDGと共に行動すれば、洋上のエリアディフェンスにかなり使えるでしょう。勿論、災害時には、はしだて、おおすみ級と共に救援船として動くこともできます。
本書を読んでいて、是非F-35Bを、と言う話は、甲板の強度があるからといって運用的には無理じゃないかと思うのですが(整備が出来ない)・・・ここまでくると、F-22同様高すぎるおもちゃを欲しがる子供の世界じゃないかと。
建築家の隈研吾は、社会の混沌のひとつに社会を反映した建築様式を提示できないことを挙げるという逆転の発想を「新・建築入門」で示したが、ひゅうがは日本の防衛ドクトリンを育める船になるかどうか?いや,この発想が逆だってのは、この際置いといてね。(^_-)--★
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