先端医療のルール―人体利用はどこまで許されるのか (講談社現代新書)
2007年9月24日 読書
ISBN:406149581X 新書 〓島 次郎 講談社 2001/12 ¥735
ヒトゲノムプロジェクトが終わった今となっては、古い部分もあるが、生命倫理と科学技術と法制度政策の間での日本の脆弱性が2001年から進歩したかというと、していないからその面では十分に新鮮である。
単純には日本人は単細胞でマスコミ用語に敏感なのね、と思うばかり。生命を見取らないから、出来ちゃった子供と出来上がっちゃった老人の処分に困る・・・と言うのが透いて見えるが、それは本書の倫理観の延長上にあるものと言う感じがする。
ヒトゲノムプロジェクトが終わった今となっては、古い部分もあるが、生命倫理と科学技術と法制度政策の間での日本の脆弱性が2001年から進歩したかというと、していないからその面では十分に新鮮である。
単純には日本人は単細胞でマスコミ用語に敏感なのね、と思うばかり。生命を見取らないから、出来ちゃった子供と出来上がっちゃった老人の処分に困る・・・と言うのが透いて見えるが、それは本書の倫理観の延長上にあるものと言う感じがする。
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