Advanced capability

　Patriot地対空ミサイルの能力増大版はPatriot Advanced Capability 2 (PAC2)。飛行機に向けて打ちます。似ても似つかないけど同じレーダー、動力、発射車両が使えるのがPatriot Advanced Capability 3 (PAC3)、御存じ弾道ミサイル迎撃ミサイルで飛行機を落とすことは出来ない局地防衛システム。
　こんな風にCapableを使うからか、
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0708/14/news031.html
　"Windows Vista Capable"表示のパソコンは不当じゃないかという話になるらしい。というのも、Vista home basicは使えるけど、それ以上は使えないから。一方で"Vista Ready"の表示もあって、これはVista Home premiumかそれ以上も使えるよ、ということなのだそうだ。
私は知らなかったよ
　てか、xpの末期にVista Readyのパソコンを組む、って雑誌記事読んで家用パソコンを初めて自作しちゃったから。しかもメインはLinuxのつもりだったし(かなり違うぞ)。そのころ、Vista Capableなんて表示知らなくて、後から既成のパソコンにそういう表示があるのを知って、てっきりReadyより能力が上だと思っていた。だから、次に妻用Vistaパソコンを組む時(既にVista Readyは死語)はオンボードとは言え3D表示能力の強いマザーボードを用意してCPUもマルチコアで動作クロックを向上としていた。
　私はMacユーザで、Win xpは一太郎とファイル成形用にしか使っていなかったから相当無知だった。
　今となっては無知が幸いするとは・・・

　しかし自分のパソコン(Vine Linux & Win xp)にVistaを入れるつもりはない。そのためにはCPUとメモリの高速化(DDR2 667->800)がいる。結局、PAC2の装備があるけどPAC3を入れるには発射筒の整備(PAC21セルに4発入れるから)と指揮官制システムは導入しなきゃいけない見たいなもの。

　さらに言えば、今、MicrosoftのVista Capableサイトを見てみると、「Vistaマシンには最低でも800MHzのプロセッサと512MバイトのRAMが必要」という、何とも馬鹿げた説明が書かれている。

　マジですかぁ!?
　そりゃぁ、妻用パソコン(Vista Home Premium)でOffice xpを動かすと、xpで2003動かすよりバカッ速いですか・・・
LinuxでOOe.orgの方が軽快ですから
　いやいや、建設的には、Vista capableパソコンでもCPUとメモリとグラフィックカードでVista ready位には出来るんでしょう。それがWindowsパソコンを選ぶ唯一の利点じゃないでしょうか・・・
　本当、御愁傷様な話でした。