体がほてった感じで夜は良く眠れず。早く床に着いたが、何度も目を覚まし、麦茶を飲む。
 朝は妙に早く。太陽が赤い。来週盆休みなので今日は医者の日として車で出る。
 出勤後2時間は色々考えるが思考が空回り。そのうち眠くなって・・・早く来たアドバンテージがほぼ消える。このへんの元気の無さは、数ヵ月前と偉い違いである。その後は結構頭も回って、手も動き、研究会のスライドを作る。
 昼食。Y先任と研究を進める上での話。今出している論文が好感触なら今のうちにデータを固めて次の論文を仕掛けるのが吉であるが、帰ってこないのが厄介。いや、帰ってこないうちに研究会スライドを作ってしまわねば。
 午後は比較的快調。スライドのプロットも進み、内容も進む。質疑込み40分を埋めるに十分になりそうな勢い。
 そしてセミナー。別の研究関連のポスドクさんの発表。うん〜、なかなか面白いが、詰めと言うか、ちょっと計算すればいいのでは?と言う所が抜けている感じなのが惜しい。が、1.5時間があっという間に過ぎるのは、その内容が充実しているからだ。
 医者にゆくので最後の最後は中座。待ち時間に読書。
 調子は週末の気分転換もあって、完全ではないにしろまあ元気。医学博士を取ろうという医者と統計談義をする。このあたり、システマチックな医学と、問題点の多い環境科学との格差を感じる。それでもなお、統計の実効性、と言うことには大いに疑問符が着くというのが現実である。
 軽快に、注意をときらせずに帰宅。買ってきた金谷ビールを飲む。酵母の香りがいい濃い口のピルゼンタイプだ。

 今日は弱いが風があり、昨日よりは涼しい感じ。しっかり眠って、明日は研究会のスライドのプロットを完成し中身の半分までは仕上げたい。何しろ、木金は出張、世間のお盆週間の次は学会。一週間置いてポルトガル、夏休みをリスボンで過ごして帰国したら次の週は谷山浩子・猫森集会と研究会である。ここまでが勝負の第一段階。鬱に落ちることなく過ごせるといいが・・・

 朝青龍のは典型的な条件鬱ってじゃなかろうか。つまり相撲と言われると鬱で動けなくなるけど、それ以外は、やる気・その気・気合い充分、になれるって言う奴。
 今朝のBBCは、日本の一万円事件が流れた。イラク支援の話は一言も出ません。情報ソースはどこさ?読売新聞。
#所詮ジャーナリズム

コメント

nophoto
leeswijzer
2007年8月7日10:41

夏の Lisboa ですか.いいですねえ.行かれる前にぜひ杉田敦の二冊『白い街へ:リスボン,路の果てるところ』(2002年2月28日刊行,彩流社,ISBN:4882027348)と『アソーレス,孤独の群島:ポルトガルの最果てへの旅』(2005年1月5日刊行,彩流社,ISBN:4882029251)を.その後は,自然にフェルナンド・ペソア『ペソアと歩くリスボン』(1999年7月10日刊行,彩流社,ISBN:4882025833)かな.エンジョイ!

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2007年8月7日19:03

 本の御紹介ありがとうございます!エクスプレスポルトガル語と共に早速在庫のある八重洲ブックセンターに注文しました。なんだか病み付きなりそうな本のようですね。小説はもちろん紀行文からも離れて随分と経つので、とても新鮮な感じで読めそうです。
 ポルトガルを訪れる主の目的は研究集会で、その場所がコインブラという大学と図書館が有名な都市だというのにもそそられるのですが、その後を7つの丘の街で歴史建築を宿にした所に泊まったりというのにも、とっても期待しています。

 ところで、最果てというとアイルランドのイニシュモア島・ドンエンガス遺跡を思い浮かべてしまいます。ポルトガルも彼の国同様哀愁の国と言われるゆえんをどっぷり感じてこようと思います。

nophoto
leeswijzer
2007年8月8日5:29

コインブラ! Universidade de Coimbra は創設が1200年代ですから,オクスフォード大学などと並んでヨーロッパ最古級の大学と聞いています.まさにタイム・スリップですねえ.うらやましすぎる!(オミヤゲよろしく[おいっ])
 そういえば,このコインブラ大学の植物学研究所が出しているジャーナル『Memorias da Sociedade Broteriana』はうちの研究所の地下書庫に(長年だれにも読まれないまま?)ひっそりと並んでいますよ.

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2007年8月8日20:38

 大学と図書館は観光コースになっているようなので(パッケージツアーに組み込まれているくらい)、なんとも楽しみです。そして、なにより迷路のような街の作りが、おそらくは中世の面影を色濃く残しているに違いないことにも期待しています。フィレンツェ以来の期待度です。図書館ではリアル薔薇の名前ごっこが出来るかもしれません。
 ウチの図書館の蔵書に、ポルトガルのモノがあるとは存じませんでした。昔は結構古い背表紙の本を開いて遊んでいたのですが(100年以上前の土壌学とか分析化学とか。大抵ドイツ語)、オンラインジャーナル化の悪い余波ですっかり足が遠のいてしまいました。
 当時の著書というのは全く芸術的で、明治期の日本の図書と並んで保全に努めるべきだと思うのですが・・・

 おみやげはポルトワインということで。

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