Video Game D3PUBLISHER 2005/05/26 ¥2,100

 フライトシミュレーションではなく戦闘攻撃機に乗る3Dシューティングゲーム。
「本日も最前線からお送りいたします」というナレーションで始まるゲームに出てくる機体が、半端な知識しか無い私にも笑える。

FA-17:最初に貰える機体。元ネタは勿論YF-16に負けたYF-17。双発。
FA-24:YF-23〜X32までは水子実機があるので、その埋め合わせである事は明らか。ちなみに2次元推力偏向があって、F-22みたいな感じ。
SU-40:Su-37〜47まで空いているので、そこを埋めているのでしょう。実機は不明。3次元推力偏向、3翼面制御というのもウケ狙いとしては良い。ただし前進翼ではない(47も量産機は後退翼にする予定だったそうですが)。「戦いたくない戦闘機3年連続No.1」は所謂西側で最強仮想敵がSu-30MKIである事を考えるとそれほど悪い話ではないが(シミュレーション上、BVRではF-15に勝り、F-16,F/A-18を空飛ぶ的に出来る。ただしEF-2000, F-22には勝てない)、ゲームではコブラもクルビットも出来ないのは残念。

 もっと機体はあるのだけど、悪友の家でやったゲームなので(そもそもPS2を持っていない)、他の機体は不明。Su-25のもじりも登場する。

 シューティング、と言うだけで、空戦理論もへったくれも無い世界。敵を射程に捉えたら減速してAAMを打ちまくるとか、AAMで地上物を破壊するとか(AAM-4はASMにも使えるらしいけど)、「ミサイル接近、回避行動よろしくv」(じゃねーだろ!)とか、そのくせオフボアサイト攻撃は万全(まあ、AIM-9XやXAAM-5の例はありますが)。

 作戦の終わりには、
「感動に打ち震えております」
 と言うナレーション。
 手伝えよ、テメー!

 酔っぱらってやると意外と手強いですが、ゲラゲラ笑いながら出来るのがいい所。
 SIMPLE2000シリーズはどれもかなり手軽な娯楽が多いです。企画、かなり遊んでるんだろうなぁ。

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