朝は半端な時間、車で出ることにする。
 朝はまあまあ快調。研究会の原稿の事を考えたりする。あ・・・学会のレギュラーな発表も考えなくては・・・
 農薬の勉強をはじめようとすると・・・眠い・・・後1時間耐えて昼食まで持たせたいと考えるが、動けなくなる。
 昼食。休憩室で休む。
 午後はまあまあ。研究会の原稿を書く。快調とは行かないが、何とかなっている感じ。
 夕方、職場で麻薬などの類が見付かったので(研究用です)その検査。無事終わって原稿の区切りがいい所で帰る。道が混んでいることにチョット参る。
 帰宅。おや、妻は眼科に行ったのか。
 風呂に入ってさっぱりして、いろいろ考える。答えの出るものと出ないものと、時期の問題と、いろいろ。

 一人前の条件、
 私は歴史の勉強はしていないけど、武士は認められて元服が区切りであるくらいは判る。庶民はどうか。関東の農村だと一日で一反(1000m2)耕せること、盛岡だと岩手山と姫神山を一日のうちに一往復できること。
 研究者の区切りは博士、結婚、テニュア。普通の社会人としては・・・?

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000310706220001
 で驚いた。正職員研究者の半数しか博士を取っていない!?
 ウチの職場の取得率は65%だったかな。それでも低いと思っていたけど、世間は広い、いや、下を見ちゃいかん。
 私はテニュア、結婚、博士の順だったけど、博士号の威力は国内では存在しないといっていいかもしれない。医学博士のアドバンテージって何?と言う問題もあったけど、旧国立研究機関で一般研究者では博士をとって就職すると1年分給与が良くなる、と言うのはあるけど、後から取った場合は関係がない。
 それでも博士号を取ったのは、私の場合、国外に出るときに博士か否かが結構面倒な事や、職場にこれだけポスドクが居て自分に職だけで博士号が無いのは構造的におかしいと思うし、大学院を中退しているから、いずれは戻って取らないと教官の面目が立たないと言うのもあった。長期の海外留学のグラントの機会は逃したけど、中短期はまだチャンスがある。その時に博士号は生きる。
 でなかったら、義理と体裁だけのために余計な負担をかけたことになる。
 でも今年の留学はチョット厄介っぽい。ポルトガルでいい出会いがあると思いたいものだ・・・

コメント

せきやん
せきやん
2007年7月22日12:58

ポスドク、博士号には縁の無い無学徒。
ただ、共感できるところ。
関東の農村だと一日で一反(1000m2)耕せること、
せきやん!マカセトキナサイ!

岩手と宮城県だけ行ってないんです。
・・盛岡だと岩手山と姫神山を一日のうちに一往復できること。・・
グーのアースで見てみました。
どうにか体力の青年期は残っていそうです。

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2007年7月23日19:53

 さすがはせきやんさん・・・
 一応フィールド系生態学をやっていたものとして、盛岡在住時は岩手山ー姫神山は不可能ではないと思いつつも(北アルプス白馬山登山のサークルレコードを保持していましたから)、近年は流石に二十歳中盤の体力は無くなっているのを感じずにいられません。

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