結構良く眠れた。朝はそれなり。なんとなく気分が滅入りつつあるので、いつでも帰れるよう車で出る。
 農薬関係の本を少々読んで、なんかなー、という気分になる。ポジティブリスト制度(作物に関して使ってよい農薬と残留量を規定、それ以外は基本的に厳しく使ってはいけないくらいの残留量に規制する)は判ったけど、実は天然物も危ないんだからむしろそっちを問題に・・・という匂いをぷんぷんさせのは問題のすり替えのようでどうかと思う。
 後は眠気との戦い。何とか学会発表の原稿を考えたりして眠気と戦おうとするが、無駄に終わる。
 昼食。
 午後からも眠気が続く。疲れているんだろか・・・遊びすぎて(爆)
 が、何とか目が覚めたときに研究会の原稿を書く。LCAの手順を忘れていて結構焦る。過去の資産だけでは成り立たない、難物かもしれない。

 帰宅。
 ネットを見て回る。
 http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200707171032
 公開されているとは知らなかった、太平洋上での高空核実験。
 ハワイの夜空を飾ったこの核爆発の閃光は果たして、当時のアメリカ人の目にはどのように写っていたのだろうか?当時の世相から判断すると恐らくネガティブなものではなくポジティブなものだったに違いない。

 国家賠償とかは無かったのかな?いや、大停電ベビーに沸いた?
 折も折、東京電力の原子力発電所が止まったし、時々東京も大停電させれば、少子化対策になるんじゃないかな?

 ロスアラモス研究所の入口にはH.ムーアの「Atom Peace」というブロンズ像がある。広島現代美術館にそのモケットがあって、私が修士1年目まで入口ホールにあった。現代美術不毛の広島にあって、「展示品に原爆色が強いのが残念」(美術史助教授談)と言われつつ、この作品は象徴的でいいんじゃないかと思っていた。が、現代美術はやっぱり理解されないのか、某被曝者団体が「核によってもたらされる平和ではないか」と(倫)な事を言い出し、常設展示室に移動するということがあった。
 ニュース番組で故池田満寿夫が解説していたが、キノコ雲型をした不気味な半球の下にあるのは、頭蓋骨をはじめとした死のイメージの塊である(私の理解と同じ)。
 ロスアラモス研究所の研究者は、どう思っているもんだか、訊いてみたい(英語に難があるが)。JASON(13日の金曜日じゃないよ)な人達なら、ウイットに富んだ事を言ってくれるだろう。件の某被曝者団体はこのことを知らないに違いないから、是非意見を訊いてみたいものだと思った(日本語なので楽だ)。

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