7/17 火・曇時々雨：集中力を欠く

夜中にパッチリ目覚めてしまい、眠れずに朝。まあ、1時間半がそれほど苦痛でなかったのは浅い眠りにあったからかもしれない。朝食を摂って、医者なので車で出る。
　朝は快調で、いろいろ考える事があったのだが、こういうときに限ってまとまらず。と思ううちに強烈に眠くなり固まる。
　昼食。食欲なし。
　午後は調べ物と研究会用の簡単な勉強、スライドのプロットを作る。学会から奨励賞受賞の案内が届く。同僚Iから受賞記念祝賀会に誘いたい人を知らせてくれとの依頼を受けるが、この学会に該当者なし。同僚Hは沢山いて大変らしい。これで逃げやすくなった。同じ飲み屋でどこか別のグループにまぎれて消えよう。お祝いするのは好きだが、祝われるのは嫌い。集中力はなく、仕事にならない。時間も来たので混んでるだろうなぁ、と思いながら医者に行く。

　参院選の政党の公約、マニュフェストのダイジェストをネットで読んだ。どこを読んでもピンと来ない。読売は独断が過ぎる。朝日は各党のHPに飛ぶ仕掛け。与党はエネルギー政策にご執心だが食料・農業は"確保"の努力だそうだ。党内から「馬鹿にされた気がする」と言うのもわかる。人口減少を視野に入れた、は正しいが、経済成長は望めない。あっても格差が広がるだけだ。宗教と最大政党の引っ付きは読む気にもなれない代物、祈ってなさい。最大野党も冴えん。国立大学作れよ。(この党に限らず)国会議員は全員ディプロマミルか低学歴(学士以下、未満じゃなくて以下)＆資格無保持者しかいないんだろうか？農業政策のデカップリングはOECDの風潮にもあっているが、どうも考えてます、というところが感じられない。所謂左翼政党には将来像が見えない。その他少数多党のほうが面白いかもしれないが、行き詰まった社会を打破する発想ではない。
　民主主義が進展すると、支持政党がなくなるというが、日本は違う。日本は社会構造がおかしい。経済構造が利益率ベースではなく利益高ベース、というのがそもそもの間違い。ここを訂正しないと、人口減少、国としてのGDP低下の中で個人の豊かな経済は営めない。また、保守系政党の弱点は国益を守れる真の意味でのエリートを産めないことだ。それは不幸な高学歴フリーターと雅子様を筆頭に有能な人材を飼い殺しにしている組織を見れば判る。
　努力が報われる社会、というなら、苦学した院生・志を持った帰国子女を生かす社会でなければ。

　昨日テレビで「東大は国際化するか」という特集があった。私には絶対国際化するに違いない秘策がある。それは通常の授業を全部英語にして、第一外国語を日本国籍はラテン語、外国籍は日本語、第二外国語はそれ以外の言語にすること。まさか、東大の先生たる者が英語を話せないわけないし、難しい試験を通ってきた学生が英語を出来ない訳がないし、学術英語は簡単だ。入試も国語を排して英語の他にTOEFLとかの得点にする。
　これが出来ないのは、所詮島国だから、と言うことに帰結するんだろう。再販制度に守られた出版不況のようなもの。