地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか
2007年7月14日 読書 コメント (1)
ISBN:459405384X 新書 田中 優 扶桑社 2007/05/30 ¥735
結構売れてるみたいですねー。帯に「所詮感動とか感情ってのは脳内の物質代謝でしかないんですよねー」と言われて、頷くだけの有名音楽家の写真があるあたりからして、もう中身は知れようと言うものではあるけど、まあそれで切って捨てるにはフェアではない。
導入が英・インディペンデントの引用(昔の日本の新聞記事にも似たものがあった)から入るあたるから馬鹿らしいが、温室効果ガスの発生主体は企業活動にあることをちゃんと指摘したことは評価しておこう。
あとはもう、LC-CO2で解けばいい問題をLC-Costにすり替えてみたり、自分の商売の宣伝をしてみたり、ここまで人を馬鹿にするのもいい加減にしろといいたくなるのを通り越して、笑うしかない。また、明らかな間違いがひどく多い。
それでもなお全てにおいて評価できることは、どうすれば人の感受性を刺激できるのか、その煽動の上手さだ。所詮、日本の民度とそれに支えられたNPO活動はここまで、残念!と言うことがよくわかった。研究者として見習うべき部分である(利用はしないが)。
結構売れてるみたいですねー。帯に「所詮感動とか感情ってのは脳内の物質代謝でしかないんですよねー」と言われて、頷くだけの有名音楽家の写真があるあたりからして、もう中身は知れようと言うものではあるけど、まあそれで切って捨てるにはフェアではない。
導入が英・インディペンデントの引用(昔の日本の新聞記事にも似たものがあった)から入るあたるから馬鹿らしいが、温室効果ガスの発生主体は企業活動にあることをちゃんと指摘したことは評価しておこう。
あとはもう、LC-CO2で解けばいい問題をLC-Costにすり替えてみたり、自分の商売の宣伝をしてみたり、ここまで人を馬鹿にするのもいい加減にしろといいたくなるのを通り越して、笑うしかない。また、明らかな間違いがひどく多い。
それでもなお全てにおいて評価できることは、どうすれば人の感受性を刺激できるのか、その煽動の上手さだ。所詮、日本の民度とそれに支えられたNPO活動はここまで、残念!と言うことがよくわかった。研究者として見習うべき部分である(利用はしないが)。
コメント
それはすごい!
読んでいるうちになんというか、むかついてしまって、
途中で投げ出してしまいました・・・
まだまだ修行が足りませんね。