7/9 月・曇時々晴れ：出張前の緊張感
2007年7月9日 日常 朝は早く目覚める。切符の書き換えを考えると電車バス通勤だが、時間がもったいなく感じてしまい、車で出る。
が、どうもすっきりせず、コーヒーのカフェインで何とか起きている状態・・・動いていないと固まりそう。雑務は少なく、上司Sにお願いした農学進歩賞の書類、業績と概要は書いたけど、推奨文を書き忘れていたのをすっかり埋めていただいてしまった。お忙しい中、本当にありがたいことだ。深謝。そしてポルトガルの学会の発表練習をする。14枚と少ないが、なんだかんだと話すことがあり、またスライドの訂正も含めて午前が終わる。ゆっくり話せば20分、持ちそうな感じ。
昼食。ポスドクさんに研究費でチョット心配をかける。学会と論文に消える研究費・・・うーん・・・仕方あるまい。その後休憩室で横になるが眠れず。
午後は目が冴える。農薬の本は読めなかったが、論文は結構捗った。必要な図があることも発覚。農学進歩賞の件でメールのやりとり。まあ、充実した午後だった。が、明日からの有機農業に関する研究会に出席するのが私と管理職Tだけと知って、気分は重くなる。苦手なんだよねー。
帰りはキンコンダッシュ。切符を買った駅に行き、切符を書き換える。駐車料金300円は授業料。カードで切符を買うときは気を付けよう。
帰宅、少しテレビを見て、新聞をぱらぱら見て、出張の準備をする。といっても、下着を詰める位だが。農業関係の集まりは野外に出る癖に格式張ったところがあるのが嫌いなのだが、今回はクールビズでいいというので有り難い。起きていられれば(おい)、有意義な時間になる筈。会場は温泉宿だが、温泉には入れるのかなぁ・・・。朝早起きできれば、可能か。
ぼーっと軽い雑誌を読んでいたら、F-X関連でへぇ、と思う記事。
石破元防衛庁長官：シビリアンコントロールの面からも、「こういうことに備えて、こういう防衛力を持つ」と言う発想が必要。F-Xは政治で決めたい。が、政治家にF-15とF-2の区別がつく者がそう居る訳ではない現状も知っている。
Jane’s Defence Weekly記事のアメリカ軍セールス談：F-15Eの海外デグレード版F-15K，SGの需要の先行きが韓国とシンガポールの追加発注があるかどうか分からず、ともすると2007年にはラインが止まるかも。生産ラインに載り続けるのはF/A-18E/Fのアップグレード版なのでそちらを推したい。
イギリスの軍事関連記者：F-35が市場に出回るまでのすき間はあると思うが、これまでの日本の調達状態から見てEF-2000の入る余地は無いと思っている
韓国の軍事関連記者：日本のF-Xには関心が高い、が、公式見解はひとつしかないので何ともいえない(F-22を配備するなら目的を明確にせよ)。F-22を導入するなら韓国のF-35またはKF-Xの導入が早まるかも？
二度石破元長官：「「軍事が好きな者ほど戦争は嫌いなんだ」という当り前の常識を、世間にひろめてもらえれば」「自衛官は専門的なことについて政治家に意見を述べる責任がある」
・・・研究者にもありますね。
せきやんさんが食の安全基準について書いておられたので少々。グローバルスタンダードが無いのは問題。その面で、FAOとWHOが合同で作っているCODEX委員会は将来的にも重要な役割を果たす必要があります。私も十分には知っていませんが、例えば有機農畜産物に関して、CODEXは一応基準を作っている。食品中の有害物質、例えばカドミウムの濃度に関しても同様(日本の横槍で米の基準が甘くなりましたが・・・)。残留農薬に関しては分かりませんが、恐らく策定しているでしょう。
問題は、基準がある、と言うことと、守られている、と言うことは別、と言うこと。中国国内でも「毒菜」は問題視されているけれど、無秩序かつ当局でも押さえようがない場合が数知れずあり、手の付けようがない。
有機農産物に限ってみると、USDAは各国語(日本語もある)で有機農産物基準を公開している。グローバル化への対応方法のひとつと言える。内容的には数値基準がやたら多いと言う印象、東京農大の「代替農業の探求」には技術的に未熟と書いてあったが、JAS有機に比べて遜色は無いと思われる。
有機農業の話ばかりになってしまって申し訳ないのですが、その面で制式化・実行が最も上手く行っていると思われるのはキューバ。「200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート 」を読んだに過ぎないが、要は石油が入らなくなって、結局有機農業しかない。上手くやるにはどうするか、を国策・主軸に据えているから。本書で強調していることが、規制と指導から倫理・道徳への移行が重要であるということ。これは結局まともに農薬を使うこと、にも通じる。
日本でもJICAが有機農業をK淵学園で20年くらい前から始めている。というのも、結局開発途上国では化学肥料が手に入らないから。が、K淵学園で制式化されていないのは事実(そこで、淵瀬君、きみの任務は・・・ごめんなさい)
農薬に関しては無知なのでごめんなさい。
只今勉強中・・・
が、どうもすっきりせず、コーヒーのカフェインで何とか起きている状態・・・動いていないと固まりそう。雑務は少なく、上司Sにお願いした農学進歩賞の書類、業績と概要は書いたけど、推奨文を書き忘れていたのをすっかり埋めていただいてしまった。お忙しい中、本当にありがたいことだ。深謝。そしてポルトガルの学会の発表練習をする。14枚と少ないが、なんだかんだと話すことがあり、またスライドの訂正も含めて午前が終わる。ゆっくり話せば20分、持ちそうな感じ。
昼食。ポスドクさんに研究費でチョット心配をかける。学会と論文に消える研究費・・・うーん・・・仕方あるまい。その後休憩室で横になるが眠れず。
午後は目が冴える。農薬の本は読めなかったが、論文は結構捗った。必要な図があることも発覚。農学進歩賞の件でメールのやりとり。まあ、充実した午後だった。が、明日からの有機農業に関する研究会に出席するのが私と管理職Tだけと知って、気分は重くなる。苦手なんだよねー。
帰りはキンコンダッシュ。切符を買った駅に行き、切符を書き換える。駐車料金300円は授業料。カードで切符を買うときは気を付けよう。
帰宅、少しテレビを見て、新聞をぱらぱら見て、出張の準備をする。といっても、下着を詰める位だが。農業関係の集まりは野外に出る癖に格式張ったところがあるのが嫌いなのだが、今回はクールビズでいいというので有り難い。起きていられれば(おい)、有意義な時間になる筈。会場は温泉宿だが、温泉には入れるのかなぁ・・・。朝早起きできれば、可能か。
ぼーっと軽い雑誌を読んでいたら、F-X関連でへぇ、と思う記事。
石破元防衛庁長官：シビリアンコントロールの面からも、「こういうことに備えて、こういう防衛力を持つ」と言う発想が必要。F-Xは政治で決めたい。が、政治家にF-15とF-2の区別がつく者がそう居る訳ではない現状も知っている。
Jane’s Defence Weekly記事のアメリカ軍セールス談：F-15Eの海外デグレード版F-15K，SGの需要の先行きが韓国とシンガポールの追加発注があるかどうか分からず、ともすると2007年にはラインが止まるかも。生産ラインに載り続けるのはF/A-18E/Fのアップグレード版なのでそちらを推したい。
イギリスの軍事関連記者：F-35が市場に出回るまでのすき間はあると思うが、これまでの日本の調達状態から見てEF-2000の入る余地は無いと思っている
韓国の軍事関連記者：日本のF-Xには関心が高い、が、公式見解はひとつしかないので何ともいえない(F-22を配備するなら目的を明確にせよ)。F-22を導入するなら韓国のF-35またはKF-Xの導入が早まるかも？
二度石破元長官：「「軍事が好きな者ほど戦争は嫌いなんだ」という当り前の常識を、世間にひろめてもらえれば」「自衛官は専門的なことについて政治家に意見を述べる責任がある」
・・・研究者にもありますね。
せきやんさんが食の安全基準について書いておられたので少々。グローバルスタンダードが無いのは問題。その面で、FAOとWHOが合同で作っているCODEX委員会は将来的にも重要な役割を果たす必要があります。私も十分には知っていませんが、例えば有機農畜産物に関して、CODEXは一応基準を作っている。食品中の有害物質、例えばカドミウムの濃度に関しても同様(日本の横槍で米の基準が甘くなりましたが・・・)。残留農薬に関しては分かりませんが、恐らく策定しているでしょう。
問題は、基準がある、と言うことと、守られている、と言うことは別、と言うこと。中国国内でも「毒菜」は問題視されているけれど、無秩序かつ当局でも押さえようがない場合が数知れずあり、手の付けようがない。
有機農産物に限ってみると、USDAは各国語(日本語もある)で有機農産物基準を公開している。グローバル化への対応方法のひとつと言える。内容的には数値基準がやたら多いと言う印象、東京農大の「代替農業の探求」には技術的に未熟と書いてあったが、JAS有機に比べて遜色は無いと思われる。
有機農業の話ばかりになってしまって申し訳ないのですが、その面で制式化・実行が最も上手く行っていると思われるのはキューバ。「200万都市が有機野菜で自給できるわけ―都市農業大国キューバ・リポート 」を読んだに過ぎないが、要は石油が入らなくなって、結局有機農業しかない。上手くやるにはどうするか、を国策・主軸に据えているから。本書で強調していることが、規制と指導から倫理・道徳への移行が重要であるということ。これは結局まともに農薬を使うこと、にも通じる。
日本でもJICAが有機農業をK淵学園で20年くらい前から始めている。というのも、結局開発途上国では化学肥料が手に入らないから。が、K淵学園で制式化されていないのは事実(そこで、淵瀬君、きみの任務は・・・ごめんなさい)
農薬に関しては無知なのでごめんなさい。
只今勉強中・・・
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