有給を取り、妻と山梨に出かける。
 途中眠くなったりしたが、まあ何とか勝沼の樹園地地帯に入った。丁度昼食どき。広域農道フルーツライン沿いは葡萄が延々続く。地図に従って無事予約した桜桃園に着いた。斜面なので梯子をかけるには注意することと、実だけを摘むこと、ロープの内側で取ること等の説明を受けて、後は食べ放題。ひたすら食べます。
 この桜桃園は、有機栽培なのだそうだ。無農薬を謳っているから、もっと厳しい(JAS有機、CODEX有機では認められている農薬がある。ま、生物農薬や銅乳和剤などの極原始的なもので、所謂化学合成農薬ではない)ことになるが・・・どうやって病害、虫害を防いでいるのかは興味の湧くところだ。肥料はオガクズを混和したどうやら完熟した厩肥を与えているのはわかるが、詮索はしなかった・・・ちょっとインタビューしにくかったので(まあ、私の立場は微妙だし)。
 はい。食欲に任せて食いまくってました。脳味噌まで果糖でいっぱいになって、胃袋が悲鳴をあげるまで。
 ここでは10種類程の桜桃を育てているので、樹によって実の味が違う。だから食べ飽きるということがない。樹には品種の札がかかっていなかったが(栽培品種は直売店の休憩所にあった)、能書を食べるのではなく、自分の舌で美味いと思う樹の実を食べつづければいいだけの話。
 ここには、聞き取り易い英語を喋る外国人一家も来ていて、こっちがいい、あっちがいい、と親御さんが言うと、子供が独占欲丸出しで走り回る、というのを見て、強い意志の表し方や誘いかたを何とは無しに感じとった。同じころに桜桃園を出たが、その一家は冷蔵ボックスを開けて、黒パンに鶏肉の塊などを休憩所で取り出して食べていた。その後でさらに園内に入って、桜桃を食べる子供達・・・あいつらの胃袋は底無しか?
 その後、宿まで行くが、時間が早すぎた。
 ファミレスで時間をつぶし、眠くなったので、私は車の中で眠り、妻は古本屋で時間をつぶしてもらう。
 宿に入って、取り敢えず温泉。露天風呂は涼しい気温に温かい湯で、丁度いい感じ。ずいぶんと長湯したが、のぼせることは無かった。高校の相撲部が合宿に来ていて、ちらっとかち合ったが、ガキ共にはちょいと熱いとかで(軟弱な!)、露天はほぼ独占。
 夜は泊り客が少ないのか部屋食、量も多すぎることは無く、すっきり食べられた(貝類という弱点は、妻に協力願った)。
 一服してひと風呂?いやいや、布団で横になったら、そのまま夜中まで眠ってしまった。晩酌して正式に睡眠。旅行の夜は、食に満足。

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