5/15 火・曇:書いて走って滅入って
2007年5月15日 日常 朝は一番のバスで出る。通勤読書は普通。
朝の調子は良くて、何かと頭が回る。気になっていた牛の飼養時の敷量(床に敷く藁やオガクズの量)や、餌に占める粗飼料と配合飼料の割合を出すための資料を漁る。「定量的な事を言うのは難しい」とKリーダーにも言われたが、まあ、やってみて悪いことはないであろう。
必要書類を書いたり、来週の学会発表の準備をしたりする。定型の書類を作るのは全くダメ・・・そういう面は、劣化しているというより欠損しているからなぁ。
昼食は普通に。
午後にかけてなんだか滅入った気分になり調子も落ちてきたので、早退を決める。
共同利用施設で雑誌を買い、自動車税を払い、読書子ながら帰宅。
で、帰ってからおもむろに研究をまた始めたりする。Kリーダーの言うように、いい結果はでない。が、まあ、論文のDiscussionには使える情報が集まった。
自動車税には思うことがあまたある。古い車の方が税金が高いとか、グリーン税制が2年しか有効でないとか、排気量でそれほど差がある訳ではないとか、要は大量消費を促す仕掛けでしかない。私はこれまで14年で5台車を乗り継いできたが(事故に巻き込まれて2台は廃車・・・)、魔が差してNB8Cに乗った以外、1.5Lのマニュアル車に乗っている。最初に乗った7年落ちのファミリアからMC前デミオまで、走り方はそれほど変わったと思わないが、燃費はどんどんあがっている。排ガスだって汚い(今は四つ星)。その意味で、古い車の税金が高いのは分かる気がする。が、その優遇を、規制も基準も変わらないのに2年で止めるか?理由がわからない。自動車屋には後年下取りすることを条件に新車をやすく売る所があるが、それがグリーン税制前は3年だったのが2年になったところがある。
それに、詳しい数字は忘れたが、大排気量の重量車両に対する燃費基準が甘い、と言えるレベルだった覚えがある。ただでも馬鹿みたいに燃費が出る10・15モードでこれに達しない日本車はないだろう?と言う感じ。必ずしも海外がいいとは思わないがEUは燃費で税金が決まっていたはず。アメリカでさえ、州によっては販売車両の加重平均燃費基準がある所がある。
燃費が悪くなる程、重量が増す程、累進性の高い税金をかければ、日本の自動車から出るCO2は確実に減らせる。バイオエタノールはナンセンスだ。何しろ難癖つけてアルコール添加燃料ガイナックスを一旦市場から排除し、潰した前例だってあるじゃないか。
今日はたまたまクローズアップ現代を見たが、東北農業の現場を指導する立場の人から聞いたはなしからすると、非常にバイアスがかかった内容と言わざるおえない。地方公共団体が「食べない米を作ろう」など、口が割けても言えないのが現状だ。財務省から無駄と言われる減反奨励金を削減させないために、農水省がやった苦肉の策、税金の転換利用に過ぎない。IPCCでもOECDでもバイオ燃料は農業から外して考えることになっているが、水田を作ればメタンが出るし、肥料を撒けば亜酸化窒素が出る。共に温暖化ガスだ。しかも問題はバイオ燃料を作るとき、施肥実態、作付実態が相当長期に渡って無視されつづけるであろうから(かろうじて地方自治体のHPに作付面積が載ることはある)、グローバルに温暖化を研究する研究者には相当重い問題になるだろう(私が砂っ被りだからか?)。
大量消費に支えられた経済成長を脱して、脱工業化・福祉情報社会の構築が少子化の元では必須ではないのか?
・・・早退した意味、なかったかも・・・
朝の調子は良くて、何かと頭が回る。気になっていた牛の飼養時の敷量(床に敷く藁やオガクズの量)や、餌に占める粗飼料と配合飼料の割合を出すための資料を漁る。「定量的な事を言うのは難しい」とKリーダーにも言われたが、まあ、やってみて悪いことはないであろう。
必要書類を書いたり、来週の学会発表の準備をしたりする。定型の書類を作るのは全くダメ・・・そういう面は、劣化しているというより欠損しているからなぁ。
昼食は普通に。
午後にかけてなんだか滅入った気分になり調子も落ちてきたので、早退を決める。
共同利用施設で雑誌を買い、自動車税を払い、読書子ながら帰宅。
で、帰ってからおもむろに研究をまた始めたりする。Kリーダーの言うように、いい結果はでない。が、まあ、論文のDiscussionには使える情報が集まった。
自動車税には思うことがあまたある。古い車の方が税金が高いとか、グリーン税制が2年しか有効でないとか、排気量でそれほど差がある訳ではないとか、要は大量消費を促す仕掛けでしかない。私はこれまで14年で5台車を乗り継いできたが(事故に巻き込まれて2台は廃車・・・)、魔が差してNB8Cに乗った以外、1.5Lのマニュアル車に乗っている。最初に乗った7年落ちのファミリアからMC前デミオまで、走り方はそれほど変わったと思わないが、燃費はどんどんあがっている。排ガスだって汚い(今は四つ星)。その意味で、古い車の税金が高いのは分かる気がする。が、その優遇を、規制も基準も変わらないのに2年で止めるか?理由がわからない。自動車屋には後年下取りすることを条件に新車をやすく売る所があるが、それがグリーン税制前は3年だったのが2年になったところがある。
それに、詳しい数字は忘れたが、大排気量の重量車両に対する燃費基準が甘い、と言えるレベルだった覚えがある。ただでも馬鹿みたいに燃費が出る10・15モードでこれに達しない日本車はないだろう?と言う感じ。必ずしも海外がいいとは思わないがEUは燃費で税金が決まっていたはず。アメリカでさえ、州によっては販売車両の加重平均燃費基準がある所がある。
燃費が悪くなる程、重量が増す程、累進性の高い税金をかければ、日本の自動車から出るCO2は確実に減らせる。バイオエタノールはナンセンスだ。何しろ難癖つけてアルコール添加燃料ガイナックスを一旦市場から排除し、潰した前例だってあるじゃないか。
今日はたまたまクローズアップ現代を見たが、東北農業の現場を指導する立場の人から聞いたはなしからすると、非常にバイアスがかかった内容と言わざるおえない。地方公共団体が「食べない米を作ろう」など、口が割けても言えないのが現状だ。財務省から無駄と言われる減反奨励金を削減させないために、農水省がやった苦肉の策、税金の転換利用に過ぎない。IPCCでもOECDでもバイオ燃料は農業から外して考えることになっているが、水田を作ればメタンが出るし、肥料を撒けば亜酸化窒素が出る。共に温暖化ガスだ。しかも問題はバイオ燃料を作るとき、施肥実態、作付実態が相当長期に渡って無視されつづけるであろうから(かろうじて地方自治体のHPに作付面積が載ることはある)、グローバルに温暖化を研究する研究者には相当重い問題になるだろう(私が砂っ被りだからか?)。
大量消費に支えられた経済成長を脱して、脱工業化・福祉情報社会の構築が少子化の元では必須ではないのか?
・・・早退した意味、なかったかも・・・
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