朝は後5分で始バスを逃す時間。車で出る。
 1時間ほど色々処理をして、出張・・・栃木県中部思川流域・・・に貨物仕様のトヨタ・カルディナでポスドクさんと出る。
 最初サングラスをしなくて目が疲れた上に、流域外に出てしまうという馬鹿をした。が、ナビを使って上流域にある果樹園(リンゴと梨)を視察。丁度花の季節で、華やかさはないがなかなか乙で綺麗だった。
 昼食は地元経営のレストランで蕎麦。コシがあって、天ぷらも油が良く、美味い。農業公園になっていて温室や売り物の地元食材が安くて新鮮。宇都宮ICから日光宇都宮道路沿いにある。
 南下して中流にある台地で畑地農業を見る。ハウスの韮が収穫期だが、捨てられたものもかなりあった。「病気?」と訊かれたが、おそらく管理放棄だろう。結構な面積、サツキ等の苗木を見たり、花卉の温室を発見した。農業では知られざる世界である。
 河岸段丘をくだって河川に一番近いところは水田だが、転作でイチゴハウスになっている。これが点々と、結構目につく。用水路沿いの道はナバナが咲いて、柳らしい木の花が綺麗。土木屋のポスドクさんからすると、何の事業で出来たものだか、という。狭い農道で不審なワゴン車、時おり見る農家の方にはすっかり「怪しい車」扱いである(農村とはそれほどのどかなものではない。とくに商業的農業においては)。
 最後に思川を見て、下道を帰る。
 職場に帰って、地図で道を確認、色々思案する。あと何回か行きたいという希望。要点を押さえて、農期に合わせて行動したい。

 もし鹿沼市、壬生町の農業関連で事件があったら、きっとワイドショーに「怪しい白いワゴン車」が登場するだろう。今度行くときは、フェイクで緑の十字を張り付けようか、と話した・・・のは別として、これまでポスドクさんに取り組んでもらった数理モデルの適用地域の実際を目にした価値はかなりのもののようだ。栃木県北部地方と共に、研究対象として良く見ておかねば。

 本日の走行距離、300.7km+通勤。カルディナのシートはへぼくて、腰と尻が痛くなった。これだからトヨタ車は嫌いだ。いや、手抜きが上手い、と褒めるべきか。
 私のデミオがこんなに楽な乗物とは思わなかったよ。

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