4/11 水・晴れ後雨:精神的には随分と
2007年4月11日 日常 コメント (10) 疲れました。
下らないことが気になったり
鬱なままだったり
ソメイヨシノはほぼ終わった。若葉が萌えるまでの間が見苦しく、初夏になると毛虫がすごいんだが、そんなことは強盗行為的な花見客にはわからないことだろう。
山桜は健在。心が和む。
車のドアガラスに桜の花びらが張りついていたけれど、さようならといって、風に流した。
日本の自然科学側面から食料環境問題をやりたい。そのためには社会科学側面からの先行研究を勉強しなくてはいけない。総コンビニ食生活の日本には何が隠れているのか、環境科学・生態学の観点から切り込んでみたい。それが一つの人間のlife historyとしての生態だから。
その前に済ますべき研究は、多いのだけどね(少なくとも1stで2本、できれば4本)。
そして目下の問題は、明日の会議と月曜の会議の資料作り。
ちゃんちゃん♪
下らないことが気になったり
鬱なままだったり
ソメイヨシノはほぼ終わった。若葉が萌えるまでの間が見苦しく、初夏になると毛虫がすごいんだが、そんなことは強盗行為的な花見客にはわからないことだろう。
山桜は健在。心が和む。
車のドアガラスに桜の花びらが張りついていたけれど、さようならといって、風に流した。
日本の自然科学側面から食料環境問題をやりたい。そのためには社会科学側面からの先行研究を勉強しなくてはいけない。総コンビニ食生活の日本には何が隠れているのか、環境科学・生態学の観点から切り込んでみたい。それが一つの人間のlife historyとしての生態だから。
その前に済ますべき研究は、多いのだけどね(少なくとも1stで2本、できれば4本)。
そして目下の問題は、明日の会議と月曜の会議の資料作り。
ちゃんちゃん♪
コメント
環境科学・生態学の方面からはズレますけれども、マル檄に一度、安部司氏(添加物アドバイザー・『食品の裏側』著者)が来られた回が、スタジオでの実演もあって、非常に印象に残っています。
その時でのお話では確か、ハム等を作る際に、発色剤等の添加物と共に、大豆蛋白や鶏卵蛋白(だったと思います)や水分を加えて焼き上げるような製品を「プリンハム」と呼ぶそうです。
こういう「水増し」は方々であるかと思いますので、非常に大変な研究になるかと思います。
何も力添えできませんが、体を壊さぬ程度に(笑)、頑張って下さいまし。
まあ、色々あるようですが、供給食料の形であれば、マターフロー(ex.タンパク質即ち窒素フロー)の中で表現することは可能でしょう。が、その原材料を逆推定する時のでかいネックになりますね・・・これが判らないと日本人に必要な農地面積/家畜頭羽数が判りませんから。
それ以前に、加工食品がどれだけの材料から作られているか、それを定量的に知るのは非常に厄介なことで、本をあさったのですが、八重洲ブックセンターでは使えそうなものが1冊あっただけでした。流石にプリンハムは載ってないです。
・・・こういうことを、食糧需給表ではどうやって演繹しているんだろう?
ふと思ったのですが、農水省や経産省等、お役所はこゆ時、情報提供は受け付けてくれないのでしょうか? そもそも統計データが無い、という想定は考えたくありませんけど(苦笑)。
あと、国会図書館の司書さんに協力を仰ぐとかも難しいのでしょうか?
ほんの内容の関する話であることと、定量的に記載した物である必要性から、国会図書館の司書さんに頼むのはちょっと気が引けます。定性的な本なら、たくさんあるんですよ。
丁度今視聴中のマル檄で、「(日本では、社会学的な)ストックに関する統計を取るのが難しい」「(アメリカでは、それが『貧富の差が激しい』といった内容でも)情報の公開に積極的で、そこは評価できる」との話になってます。シンクロニシティにビックリ(笑)。
映画「マイノリティ・レポート」は"犯罪予備を裁けるか"と言う題材を扱いながら、個人情報がことごとく管理されている時代、を描いています。ストーリーもぞっとしますが、アメリカ社会の行く末を考えると、然もありなん・・・な感じです(アメリカはトランジットだけしましたが、入国ゲートを通らされました。出国審査は無かったけど)。
情報を商品として「売買する側」もアレなんですけど、宮台氏は「許認可利権から情報利権へ」と舵を切りつつある官僚達について何度か解説しています。
アメリカもさることながら、イギリスが何故「監視カメラ&ゲートキーパー法」にむしろ積極的なのか、前々から疑問に感じています。
テロの恐怖は確かに有るのでしょうけれども、それだけの理由であそこまで行ってしまうものかどうか。
アメリカでのトランジットは荷物検査と入国審査を伴いますが、ヒースロー空港では荷物検査のみです。生体情報を記録されたりもしませんし、「国内住所がないと隣国に飛ばされる」という文句が地球の歩き方に乗っていましたが(1994年)、私は「明日アイルランドに飛ぶよ」と航空券を見せたら通してくれました。ある意味、外に門戸を開く分、内部で処理しよう、処理できる容量がある、のがUK、取り敢えず外国人には敵意を見せるのがアメリカ、ということでは無いでしょうかね。
ちなみに一番ぶっとんだのはスペイン。2回目に行ったときはスペインに入る飛行機に乗るときにパスポートを見せるものの(日本の税関でパスポートを見せるような感じです。端末をいじってましたが・・・)、飛行機を降りたときには入国審査無し!これには逆に心配になって取り敢えず空港職員を捕まえ、入国審査と税関はどうなっているんだ、と問うたのですが、「ワタシエイゴワカリマセーン」でした。それだけ地域社会が防犯にたいしてしっかりしているのでしょう。都会では外国人を狙った強盗は出ますけどね。
>わからない、のは、Qがわからないと思っているのか、
>宮台氏がわからないと言っているのか。
ここの主語は私自身です。
宮台氏は「各論」レベルでは幾つか仮説を述べてらっしゃいますが、私の狭い視界内では、包括的な部分では「僕にもよく分からないのですが」と言っていたところしか見た覚えがありません。
それらしき事に近いことでは(確か、湾岸戦争直後頃でした)「イギリスは、敢えて関与する事でアメリカをコントロール可能と考えているのではないか」という意味のことを述べてました。
「外に門戸を開く分、内部で処理しよう、処理できる容量がある」と淵瀬さまの仰る点は、納得できる気がします。
それに近いことは、マル檄にゲストに来た東浩紀氏が述べていて、「監視化は(世界的に)避けられない。ならば、『マトモ』に(監視技術が)使われるよう、議論すべきではないか」との事でした。
また宮台氏は、おそらく、上記東氏との議論に続く文脈でだと思われますが、今回のフランス大統領選で得票率一位だったサルコジ氏の取ってきた戦略についてこのように述べてました。
「一見、アメリカ型に舵を切ってるように見える。しかし実際には『規制緩和の緩急』を加減することで、守れる事も多い。0か1かでなく、柔軟に読み解くべきだろう」という意味のことも言っていました。
「足りないピース」が何なのか、そこが「分からない」のだと思います