今月号の「航空ファン」を立ち読みしていたら、「FX(次期戦闘機)からF-22が落ちた」とあったので、まあそんなもんだろう、と思っていたのだが、今日の読売新聞WWW版を見て2度ぶっとんだ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070406i301.htm
未練たらたらなんだね。如何にも最新モノ大好きな輩たちらしい発想と行動である。F-2の教訓はあるかもしれないが、F-15Jであっても火器管制アヴィオニクスを自主開発しなければならない程度に日米の間には障壁がある。米韓をとってみても、F-15Kには精密爆撃能力が欠如していたり(防衛機密上)、配備されたばかりの虎の子・機密の塊を丸なり打ってくれる訳がないと思うのだが・・・
価格、約250億円と書いてあるが、この数字はどこから来たのだろう?F-22はロット1-4まであるが、量産型の4で1.3億ドル(J Wing2007/4,p23)、160億円以下の筈である。現在輸出が禁止されている中、ライセンス生産なんぞ言語道断の筈だから、「仮りに」の値段にしても根拠が不明だ。
個人的にはEF-2000(ユーロファイター・タイフーン)か、JAS39(グリペン)を押したい。前者は周辺諸国の最新鋭戦闘機(つまりはSu-35MKI)を凌駕するというのに十二分な能力があるとされる事とともに、ライセンス生産、アヴィオニクスの公開・ソリューションの提供が保証されている、将来にかけてのアップグレードが約束されている、と言ったことが挙げられる。後者は現代戦闘機でもっともトータルでのコストパフォーマンスに優れることが挙げられる。
そして何より、アメリカ一辺倒は止めようよ、というのが一番の理由である。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070406i301.htm
未練たらたらなんだね。如何にも最新モノ大好きな輩たちらしい発想と行動である。F-2の教訓はあるかもしれないが、F-15Jであっても火器管制アヴィオニクスを自主開発しなければならない程度に日米の間には障壁がある。米韓をとってみても、F-15Kには精密爆撃能力が欠如していたり(防衛機密上)、配備されたばかりの虎の子・機密の塊を丸なり打ってくれる訳がないと思うのだが・・・
価格、約250億円と書いてあるが、この数字はどこから来たのだろう?F-22はロット1-4まであるが、量産型の4で1.3億ドル(J Wing2007/4,p23)、160億円以下の筈である。現在輸出が禁止されている中、ライセンス生産なんぞ言語道断の筈だから、「仮りに」の値段にしても根拠が不明だ。
個人的にはEF-2000(ユーロファイター・タイフーン)か、JAS39(グリペン)を押したい。前者は周辺諸国の最新鋭戦闘機(つまりはSu-35MKI)を凌駕するというのに十二分な能力があるとされる事とともに、ライセンス生産、アヴィオニクスの公開・ソリューションの提供が保証されている、将来にかけてのアップグレードが約束されている、と言ったことが挙げられる。後者は現代戦闘機でもっともトータルでのコストパフォーマンスに優れることが挙げられる。
そして何より、アメリカ一辺倒は止めようよ、というのが一番の理由である。
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