Bowさん
 恥ずかしいことに、総務省のHPでデータを公開しているとは知りませんでした。内容、ファイルの単位は冊子体付属のCDと同一です。原典と言う意味で冊子体を購入する意味はあるのでしょうが、6100円はちょっと高い。
 閑話休題、こうしたデータを使えば、Bowさんなら食生活の供給カロリーの内容と栄養価(ビタミン、不飽和脂肪酸、蛋白価etc)から、健全性、疾病リスクの内容と経時的変化といった方面に話を持ってゆけるのかな?と思いました。その元になる供給粗食料または材料量に関してデータを推計する、と言うことはやる予定なのですが(その上で日本人の作物に限った食料生産に必要な面積を算定するのが目的)、このデータを組み合わせると、調理の持つ栄養学的意義と言うのも見えてきそうですね。Data miningを行い、基礎データを公開してゆければ、いろいろなアウトカムが考えられて、楽しい・・・
 ん〜、なんかずれてきましたです。

Sa-Q君
「日本の条件」は中学時代に読んだ本(番組は小学生のときやっていた)なので、かなり記憶は怪しいです。が、アメリカの手口は日本がその体たらくをひた隠しにしたくなるほど巧妙で、実利的です。
 同床異夢のEUと上手く付き合いながら、韓国と共闘路線を模索するのが農業分野でのOECDとの付き合い方です。それにしても、文化的な違いを克服しお互いを認識することの難しさを痛感するばかりです。

コメント

nophoto
Sa−Q
2007年3月3日13:11

「同床異夢のEUと上手く付き合いながら、韓国と共闘路線を模索する」が良さそうなのは、なにも農業分野に限ったことではないと感じるのですが、中々そうなりませんね(苦笑)。
もし出来ていたら、例えばアメリカから何か言ってきても「そうは言っても、UEはああ言ってるし、韓国も……」と(ゲーム理論的な)戦略も可能でしょうに。

後、「アメリカの上手いやり方」の宮台真司氏の解説は、「9.11」からイラク戦争開戦前後のマル檄を纏めた『アメリカン・ディストピア』(宮台真司,神保哲生著 春秋社)に詳しいです。
(時事問題を取り上げるには)少し古いのですが、後半では日本側の問題も取り上げられていて、今読んでも十分面白いかと思います。

nophoto
Sa−Q
2007年3月3日13:12

“UE”ッて何(笑)>ワタシ
起き抜けに小難しい事書いてると、ぼろが出ますね(^_^;)。失礼しました。

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2007年3月3日20:37

 まあ、私の接する海外は、どうしても農業側面からということが多いため(生態学や環境科学とは離れざるおえなくて)、話が偏ります。上述の本は実は手に取りながら、結局新書に財布を割いたため、入手していませんでした。機会があったら読んでみます.
 あと、私自身、読む論文、接する雑誌、出版社が欧州によっているので、どうもEUライクになっている感があるのは否めません。使うのも「英」語で「米」語ではないです。

Bow
2007年3月3日21:02

そのとおりですね。栄養の摂取と疾病の相関をみます。長時間の臨床試験はできないので、長年かけて発症する生活習慣病は人のモニタリングが必要になります。データを公開する省庁があるとは嬉しいですね。ですが、栄養と疾病についてはだいたい解析されていることでしょう。
でも、経済的な話はまだまだ・・・総務省と厚生労働省や国立の研究所などが、方法論やデータを共有したりすると良いと思うんですけれどね。
Data Miningは私が得意としなくてはと思うところです。効率的にRobustにできるよう。

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