北朝鮮に備える軍事学
2007年2月19日 読書
ISBN:4062724154 新書 黒井 文太郎 講談社 ¥920
バックグラウンドとなる地政学的な観点がしっかりしており、その元でどのような軍事を考えるか、イントロとして北朝鮮をネタに、という一冊。こうなってくると日本の地政学に関して入門書からもっと勉強しなきゃな、と思う。
軍事、と言うと即軍国だ改憲だと色々アレルギーを示す人が多い訳だが、少なくとも自衛隊の歪んだ能力と地政学的変化に着いて行けない古い社会政治体質にこそメスを入れるべきだ(少なくとも現在の社会政治のレベルは、四半世紀遅れている)。日本のRAMとして必要なのは何なのか、もっと考え、議論すべきだ。
少なくとも、私には今の日本の自衛隊は人件費も装備代も高く付きすぎる、MDはほぼからきし無駄と思える、その裏付けが出来た感じ。講談社+α新書に相応しいバランス感覚も買いである。
バックグラウンドとなる地政学的な観点がしっかりしており、その元でどのような軍事を考えるか、イントロとして北朝鮮をネタに、という一冊。こうなってくると日本の地政学に関して入門書からもっと勉強しなきゃな、と思う。
軍事、と言うと即軍国だ改憲だと色々アレルギーを示す人が多い訳だが、少なくとも自衛隊の歪んだ能力と地政学的変化に着いて行けない古い社会政治体質にこそメスを入れるべきだ(少なくとも現在の社会政治のレベルは、四半世紀遅れている)。日本のRAMとして必要なのは何なのか、もっと考え、議論すべきだ。
少なくとも、私には今の日本の自衛隊は人件費も装備代も高く付きすぎる、MDはほぼからきし無駄と思える、その裏付けが出来た感じ。講談社+α新書に相応しいバランス感覚も買いである。
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