今日は医者の日なので車で出る。

 昼食時、S部長から15時よりプロジェクトの下地を作るからと呼び出し。「バイオマス日本」という戦略で、地域単位でのバイオマスのエネルギー利用技術で、その評価部分をS部長筆頭に突っ込もう、と言う話。勿論評価は田畑で作る/出てきてしまうバイオマスからエネルギー変換、発電等に使う、全行程を含んだLCA評価。で、諸先任方の末席においていただいた。ちなみに宮崎県の一部分もケーススタディーとして検討されるようである。
 せきやんさん、昼間太陽光発電できりりとビールとジョッキを冷やし、夜にはバイオマス燃料を使った高効率コジェネレーション発電の明かりの下、1日の疲れをぐいっと飲み干す、そんなゼロエミッション生活が、仮にプロトタイプでも出てくるかもしれませんよ!!

 帰るとEさんがちょっと結果が出たので、と下地を見せてもらう。私の作物学に関する知識は乏しいが、あれ?と思う事があったり、もう一つ厄介な要素を加えて欲しかったりしたのだが、これが完成すれば恐ろしく画期的で研究者も行政屋もぶっ飛ぶ結果が出るんじゃないか!!とすごい手応えに震えた。結構I/Fが高い雑誌に2-3本はいけるか、と言う皮算用がでるまで結構時間がかかるくらい、とても興味深い結果だった。

 が、精神状態は急落気味、医者に行くのさえ嫌になるくらい、だるい。なんとか診察を受け、抗鬱剤を強くしてもらう。

 妻も疲れ気味。こんな時に、どこかで息を抜こう、と提案してくれる妻には本当に感謝したい。

コメント

せきやん
せきやん
2006年10月31日8:18

持病を押しての研究生活
実にご苦労されてますね。
PTSDの持病がありまして
苦労してますが多忙さの中で克服して医者通院はしてません。
時間的にできないのが真実です。
どうかお体を気をつけられ実験研究に励んでください。
食糧自給に繋がる大切な基本研究ですから。

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2006年11月1日7:40

せきやんさん
ご活躍と博識さには毎度敬服しております。
精神と神経と肉体は、崩せぬ、人が人であるための基礎であると思います(私は肉体以外壊れ続けてきました)。医者にかかれる私は、働いている方々の中でも幸運な方なのだ、と、ぼちぼち頑張ろう、適当にダレよう、という感じでおります。
せきやんさんもどうぞご自愛下さい。多くのことを知り、経験してこられたことは、その人の宝であり、時代の証人としての社会的ニッチにもあるのですから。

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